お盆に顔を出せなかったので、久々に実家へ出かけた。夜遅くまで残業が長引いたので、電車に乗ったのは夜11時過ぎ。速く、そしてイスに座って行きたいので、きっぷに加え310円の乗車整理券を購入してJR中央線・瑞浪行きの「ホームライナー瑞浪3号」に乗車する。列車は特急「しなの」の車両なので、イスはリクライニング機能もあって快適。銭取られるライナーと悪名高き「セントラルライナー」に比べ段違いの充実振りだ。ただ、乗車時間はたった30分弱。寝込むと終点まで運ばれる(下車駅は終点1つ手前の土岐市駅)ので、おちおち寝られないから困りものだ。車内を観察して時間を潰すことにする。 座席はほぼ満席。大曽根駅を出ると車内改札が始まる。改札といっても乗車整理券を持っているかどうかを目視チェックするだけのシンプルなものである。早く家に帰りたいのか、乗車整理券を買わずに飛び乗る人が多く、車掌は車内を忙しく回る。デッキには座れない人が何人も立っている。 名古屋からたった20分の高蔵寺駅で下車する人が数十人いたのは驚き。もともと、「ホームライナー」は帰宅の足をカバーすると共に、特急列車を名古屋駅から車庫のある神領駅に回送するための「車両の間合い運用」を目的にしており、短距離でも割増料金を払ってくれる客は上客であって運営的にもおいしい話である。 [READ MORE...]
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