既に阪急・阪神・京阪・大阪の地下鉄など関西で導入されていた、非接触型ICカードによるストアードフェアシステム「PiTaPa」を近鉄が4月1日より導入するそうだ。 http://www.kintetsu.co.jp/gyoumu/ic/index.html 近鉄は前世代の磁気カード「スルッとKANSAI」では青山町から西でしか導入せず、伊賀を除く三重県の大部分と愛知県では縁の無い存在だったが、PiTaPaでは青山高原を越え三重・名古屋までエリアを拡大するという。正直なところ、個人的にはTOICAより興味があった話だ。名古屋から京阪神を越え西は岡山まで続くエリアの広さは圧巻である。今年秋には静岡鉄道も導入するそうで、PiTaPaのネットワークは更に拡大するとみられる。 PiTaPa最大の特徴は世界初のポストペイ方式。早い話が「後払い方式」。Suica・ICOCA・TOICAはいずれもプリペイド(前払い)方式で、システムはまったく逆である。ただ、後払いだけに信用創造が必要で、PiTaPa発行にはクレジットカード同様の与信審査を経る必要がある(なお、審査に通らない人でも供託金を支払うことで審査なく利用出来るルートもあるらしい。)。利用限度額は交通サービスで月15万円まで、ショッピングや施設での利用が1日3万円/1か月5万円まで。利用代金は毎月1日から月末までの実績を集計し、翌月25日頃に請求書が郵送され、翌々月10日に指定の口座から引き落とされる。また、1年間全く利用がない場合は維持管理料として1,050円が請求されるらしい。 [READ MORE...]
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