恐すぎる。一週間ほど前から「2ちゃんねる」で話題になっていたが、まさか実話だなんて。
三重県松阪市船江町の「松阪ショッピングセンターマーム」の屋外に設置されている水道の受水槽(タンク)から11月27日に、自殺とみられる死後1カ月近くの男性の遺体が見つかっていたことがわかった。受水槽の水は発見時まで、ジャスコ松阪店や飲食店、食品販売店などの入る施設全体で、水道水として使われていた。 マームや松阪保健所は「水質に異常はなく健康に問題はない」としている。ただ、客からは「肝炎にはならないか」などとの問い合わせが殺到しているという。 遺体は同県伊勢市内の40代の男性で、11月1日に行方不明になり、同9日に伊勢署に捜索願が出ていた。松阪署は、男性が施設から飛び降り自殺を図り、受水槽に落ちたとみている。 マームは遺体発見後、水道水の供給を停止し、同保健所に中の水を提出するとともに、水抜きをして槽内を消毒。独自に検査機関で調べた結果、発見直後の水と入れ替え後の水とも、異常やウイルスは発見されなかったという。同保健所も「微生物学的なリスクはないと判断した」としている。 施設では遺体発見の日から飲食店や理容店、エステなど計13店舗が休業。一部必要な水はペットボトルなどで代用した。受水槽の水は11月30日から使用を再開し、12月3日までに全店舗が通常営業を再開した。 マームには、客からの問い合わせがこの数日で、100件以上寄せられた。健康被害の報告はないという。マームは「食品衛生法や水道法上、安全は確認できたが、気持ちの面でご心配をおかけし、申し訳ありません」とコメントしている。
出典元:http://www.asahi.com/national/update/1204/NGY200812030010.html
ひどい話だ。ろくな管理していなかったんだろうな。貯水槽タンクの外観の汚さは何だ? 地上に設置するのは別にかまわないが、衛生的な管理がなされているとは到底思えなかった。 イオンは子会社のこと(マームはイオンの100%出資の子会社)として片付けるつもりなのだろうか。今後も松阪で商売を続けたいなら、今年の年末商戦を放棄してでも貯水漕と給水設備を交換するのが筋だろ?近隣の明和やサンバレー(津)に客を分散させれば良いだろ?今回の営業強行は、信頼回復の機会を失った自殺行為だ。 貯水漕を消毒してウィルスが検出されなかったので営業再開、上得意様相手の特別招待会を強行って…。病人が出なければいい、死者が出なければいい、この程度の意識しかないとは、恐るべき企業倫理だ。 木なんぞ、植えとる場合じゃないぞ!! そのくせ、3日夜まで松阪のローカル新聞「夕刊三重」以外完全にダンマリ。マスコミには、すごい情報統制だ。先日のトヨタ元会長みたく「広告降りるぞ」とかの圧力があったのか?特に中日新聞のダンマリにはガッカリした。そんなことしているから、11月30日の三重県某市長選挙のからみとか、解散総選挙対策とか変な憶測を呼び続けるのだ。また、三重県や松阪市の対応もまずい。特に三重県は赤福騒動などの教訓を生かしていない。 まず、来店客・従業員の精神的ケアや風評被害によるテナントの補償が先決だ。何でも子会社のせいにしてはいけない。結局は親会社の責任だ。 実は私もイオンナゴヤドーム前やイオン千種若宮大通の常連客であるが、飲食店街や食材は大丈夫なのだろうか不安になってきた。最近のイオンって急な拡大のためか、どの店舗も雑な対応が目立つ。足元が見えなくなった肥大化の歪みが表面化している象徴的な事故だ。マームとイオンは、投資を惜しんだばかりに多くのものを失うことだろう。
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