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2010年12月と平成22年を送る |
いつも弊ブログをご覧頂きありがとうございます。
大晦日まで副業に勤しんだ年末でした。来年はオフに副業をしなくても良いような一年にしたいものです。
夏以降、月の後半はバテて体調不良というパターンが続きました。12月は逆に前半に風邪をひき、仕事をこなすので精一杯で更新ができませんでした。今年のネタは今年のうちに在庫一掃したかったのですが。すみません。一方、ブログの拍手の累計が1000を超えました。ありがとうございます。今後も読み応えある文章を「おもてなし」として頑張ります。
1月は今年の在庫ネタと年末に行きました大阪レポートなどを予定しています。来年も弊ブログをどうぞご贔屓に、よろしくお願いします。
それでは皆様、良いお年をお迎えください。
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いじめの存在 |
年の瀬に世も末なニュースです。いじめによる自殺は子供だけの問題ではないようで、もはや大学まで浸透しているようです。大学まで来たら、人間関係の構築や離反は結構簡単だったと思いますが、ここまで個人を追い込むということは、よほど陰湿ないじめだったんでしょうね。そして、お父さんの後追い自殺には更に心が痛みます。息子への愛情と父親としての責任から思い込んでしまったのでしょうか。あまりの悲惨さに言葉が浮かびません。 大学って、学生個人にまでは関与しないスタンスの学校がほとんどです。だから、当初は無責任な対応をしてきたのでしょうが、入試シーズンを控えて影響を心配したうえでの対応である気がしてなりません。こんな陰湿ないじめの温床が学内にあるという風評が出たら大変ですからね。また、就職活動中の学生も迷惑でしょうね。関西なら噂も広がるでしょうし。罪の無い真面目な学生まで濡れ衣を被せるのは許せません。
いじめは子供だけの話ではありません。社会人になってもいじめ自体はあります。ただ、これを乗り越える人間力が求められると他人事のような無責任発言はできません。私も含め根本的に人間関係の構築が下手な人が多い。その関係が希薄で組織内でもギスギスした関係で職場が重苦しい空気に押しつぶされそうになる職場もあります。 稀にいじめの相談を受けることがあります。その時はいつも「その場から逃げろ」と言っています。学校に限らず会社でも同様です。高いカネ出して入学した大学でも、合わなかったら転学部・編入すべきです。また転職も同様、決してマイナスじゃないと思います。逃げる中でも自身にキャリアは残るのです。運が無かったと思い、サッサと離れましょう。在職年数が長いのは決して偉いのではありません。しがみついて疲弊するよりは良いはずです。目先の利益で考えるとハイリスクの様ですが、長い人生のなかで徐々に傷は癒えるはずです。 悩んでいる人は多いかと思います。しかし、命を捨てることだけは絶対にやめて欲しい。道は必ず開けます。諦めてはいけない。
唯一の救いはこの時期に報道がなされたこと。今年の入学試験に何らかの影響があって欲しい。私が高校3年生なら、仮に特待生として授業慮免除になっても真っ先に選択肢からはずします。
追手門学院大学(大阪府茨木市)に通っていた在日インド人の男子学生=当時(20)=が平成19年、学内でいじめを受けたという遺書を残して自殺した問題で、同大学は27日午前、「自殺の原因として、いじめの存在を否定できない」とする調査報告書を発表。落合正行学長は「いじめの有無を調査せず、遺族に説明しなかったことは誠に申し訳ない」と謝罪するとともに、大学幹部らを処分する方針を明らかにした。 大阪市内で記者会見した落合学長は「自殺を防げなかったのは痛恨の極み」とした上で、大学の対応が不適切だったことを認め、「遺族に心よりおわび申し上げます。申し訳ございません」と頭を下げた。 また男子学生が所属していた経営学部の福田得夫学部長が理事会で引責辞任を申し出たほか、監督責任を問い、理事長や常務理事ら8人の処分を検討する。 同大学は弁護士や公認会計士で構成する第三者委員会を設置。同委員会が大学の内部資料の調査や関係者20人の聴取、学生へのアンケートなどを実施した。 報告書は、男子学生へのいじめについて「具体的事実を特定できない」としながらも、「いじめ(の存在)は推定される」とし、自殺の原因となった可能性は否定できないとした。 また大学が当初、遺族が求めた調査を実施しなかったことについて、「依頼が明確でないという理由で調査をしなかったことは問題」と判断。「遺族に対する説明責任、教育者としての社会的責任を免れない」と厳しく指摘し、再発防止を強く求めた。 遺族側の説明によると、男子学生は19年6月8日、神戸市の自宅マンション8階から飛び降り死亡。部屋にあった父母あての遺書には「学校で受け続けたイジメ(中略) 僕はもう限界」などと書かれていた。 遺族は大学側に調査を求めたが、大学が応じなかったとして今年8月、大阪弁護士会に人権救済の申し立てを行った。大学は報道で自殺問題が明るみに出た後の10月、第三者委員会を設置し調査を進めていた。 この学生の父親も、約1年後に同じ場所から飛び降り自殺しており、学生の母親は、支援者を通じて「もっと早く調査していたら、夫も後を追って自殺することはなかったと思う」とコメントした 引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000528-san-soci
引用元:産経新聞 インド人学生自殺 ズボン脱がされ、あだ名は「ビンラディン」 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101227-00000505-san-soci
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鉄道系ICカード全国共通化へ |
ようやく、鉄道ICカードが統一に向けて動き出しました。

2010年12月19日読売新聞より。
私もSuica・PASMO・TOICA・ICOCAを保有しており、更にEdy・WAON・nanacoもあって、何とか統合できないものかと思っていました。SuicaとPASMOは首都圏の電子マネー市場が成熟しているために、用途範囲拡大や共通化に積極的でしたが、その他のICカードは、地域内での電子マネー市場が限定的であることから、結局は自分達の権益の為に敢えて共通化に消極的だったわけです。JR東海のTOICAはその典型といっても良いでしょう。「改札が早く通過できる」「前金制でレジ決済が早く済む」だけでキックバックも何もないカードは、利用価値の小さい使えないカードなのです。 鉄道系ICカードがEdyなどの流通系ICカードと一線を画し、独自の発展をしてきた背景には、デポジット(預り金)制度があります。Suicaなど古参カードがサービス開始当初、ICカード製作費に1枚当たり500円程度かかっていたことから、製造費用の一部を利用者に負担してもらうためにデポジット制度を導入し他社も追随しましたが、最近は製造費用も下がってきているとか。 1枚当たりたった500円。でも、チリも積もればで、このデポジットがバカにならない存在です。利用者に返還せねばならないお金ですので鉄道会社による食いつぶしは許されませんが、元本を減らさないことを条件に運用することは可能です。例えばSuicaの場合、3,417万枚の預り金を年利1%の利息で運用したと仮定すると、年間1.7億円(税引き前)もの利息収入になり、カネがカネを生む構造になっています。特に記念カードはコレクターが死蔵するケースが多いので、返金するリスクが大幅に軽減され有力な原資となります。デポジットマネービジネスも侮れない存在なのです。 したがって、鉄道ICカードの全国共通化は、使えないICカードを消費者が切り捨てることを可能とし、これまで発行会社主導だった展開を消費者主導に流れを変えることもできるのです。それは既得権益に守られた鉄道ICカードがエリアの障壁が無くなりICカード同士の勢力争い、そして生存競争にも今後は展開していくことでしょう。名古屋在住の私なら、manacaの展開次第でTOICAを捨てることになりそうです。
【余談】 統計によれば、電子マネーの利用総額は右肩上がりになっています。ただ、これは鉄道に限らず駅名ビジネスなどで利用用途を拡大し鉄道ICカードで先行した首都圏の躍進が原動力となっているだけで、地方では鉄道系ICカードと流通系電子マネーが群雄割拠しており、複数枚所持していても利用範囲が限定されていることから首都圏の様な電子マネーの利用動向と一線を画している実情を理解する必要があります。統計だけで増えてる増えてると言うのは簡単ですが、統計に見えない内側の事情を分析しないと大やけどしてしまいます。 流通系電子マネーにも目を向けると、電子マネーを牽引していたEdyが失速、nanacoの利用範囲も限定的です。ここ数年、地方で大躍進しているのはWAONです。鉄道系ICカードに続き、流通系電子マネーも今後競争が過熱してくることでしょう。
■相互利用を目指す10種類の鉄道ICカード
名称 主な利用機関 発行枚数 Kitaca(キタカ) JR北海道 28万枚 PASMO(パスモ) 関東私鉄、バス 1667万枚 Suica(スイカ) JR東日本 3417万枚 manaca(マナカ) 名古屋鉄道 ----- TOICA(トイカ) JR東海 102万枚 PiTaPa(ピタパ) 関西私鉄、バス 185万人 ICOCA(イコカ) JR西日本 577万枚 はやかけん 福岡市地下鉄 27万枚 nimoca(ニモカ) 西日本鉄道 120万枚 SUGOCA(スゴカ) JR九州 43万枚 (引用元:http://mainichi.jp/select/biz/news/20101221ddm008020111000c.html)
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「manaca」考2 |
名古屋の公共交通電子ICカード「manaca」に関する考察の第2回です。
名古屋市交通局が「ユリカ」をベースとした路線を継承するに対し、名鉄は「そこまでするか!」と言いたくなるぐらいの改悪策を提示しました。 >~電車とバス、お買い物もお得に!~ICカード「manaca」のマイレージポイントサービスおよび電子マネーポイントサービスの内容がまとまる >http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2010/1205895_1138.html
名鉄は利用金額と利用回数の両面からポイントを付与し、1ポイントから還元するシステムになっています。 その具体的な数値は以下の通りです。
利用 金額 | 0円~2,000円 | 2,001円~5,000円 | 5,001円~10,000円 | 10,001円~20,000円 | 20,001円以上 | ポイント付与率 | 0% | 2% | 4% | 6% | 8% |
利用回数 | 0回~10回 | 11回~40回 | 41回以上 | ポイント付与率 | 0% | 3% | 6% |
正直なところ、驚愕の数字です。2000円未満、月間10回未満の利用者には一切ポイント還元がありません。また、ポイント計算は10ポイント単位で、仮に199.8ポイントであっても下1ケタ以下は切り捨てなのもポイントを貯めにくくしています。 上記の名鉄のサイトでは、名古屋~東岡崎間を軸とした利用での一例が掲載されていますが少しわかりにくいので、週末の利用を軸とした場合での利用形態に当てはめて、下記の例でこれをもっとわかりやすく説明します。 ある月に鳴海駅から名古屋駅まで6往復、岐阜駅まで1往復した場合で考えます。 ・鳴海~名鉄名古屋(片道:340円)12回乗車→4,080円 ・鳴海~名鉄岐阜(片道770円)2回乗車→1,540円 ・合計14回乗車、5,620円。 トランパス系カードの「ユリカ」「SFパノラマカード」の5,000円券(5,600円分)とほぼ同額です。この場合での還元率を比較します。この場合、 【利用金額ポイント】 ・2000円未満:2,000円×0%=0ポイント ・2,001~5,000円分:3,000円×2%=60ポイント ・5,001~10,000円分:620円×4%=24.8→20ポイント 合計80ポイント 【利用回数ポイント】 ・14回乗車なので3%付与、5,620円×3%=168.6→合計160ポイント
・総合計240ポイント。ポイント還元率4.27%
トランパス系カードの「ユリカ」「SFパノラマカード」の5,000円券は12%のプレミアが無条件で付与されていましたから、manacaのポイント還元率はトランパス系カード5,000円券の64%ダウンということになります。だから、トランパス系カードの買い貯めが名鉄利用者の間で勃発するわけです。
ちなみに、manacaで名鉄電車のみで月に41回以上利用したと仮定して総利用額に対して得られる還元率は、 ・10,000円→8.6%、20,000円→10.3%、30,000円→11.5%、40,000円→12.1% となり、manacaで最低38,000円以上利用しないと、ユリカ5,000円券水準の12%ポイント還元は受けられないという結論が出ました。 部分的に12%還元でも総利用額で換算すれば大幅に還元率は下がるわけで、総利用額で考えないといけません。したがって、manacaでこの手の還元を受ける人はほぼゼロと断言して良いかと思います。なぜなら、このような利用形態なら、定期券を購入した方が安くて便利だからです。 名鉄電車で唯一使えるクレカ「名鉄メディアカード」を手に入れて、ポイントを稼いだ方が賢いみたいです。また、雑誌『日経トレンディ』2011年2月号によれば、名鉄百貨店の商品券でも名鉄電車の定期券が購入できるそうです。現金主義の方なら金券ショップで買えば2%程度ですが、安く買うことができます。
更に名鉄は利用者に追い打ちをかけてきました。 >トランパス対応「SFパノラマカード」・「回数乗車券」の発売及び利用終了のお知らせ >http://www.meitetsu.co.jp/profile/news/2010/1206592_1138.html
2012年2月で回数券の販売を終了するというのです。普通回数券なら9.1%、土・休日割引回数券は28%の割引があり、利用者に重宝がられていました。それを廃止してしまうのですから、今回のmanaca以降はかなりの大改悪と指摘されても仕方ないレベルになると見られます。 去就が注目されるのは、「なごや特割30」などの企画モノ回数券です。これまで名鉄は競合するJR線との対抗策として、何種類もの回数券を設定してニーズに応えていたわけで、この回数券制度の廃止はこれまでの経営路線を自ら否定するようなものです。 更に、名鉄沿線にも金券ショップが点在するようになり、賢い利用者は駅ではなく金券ショップで切符を買い求めるようになりました。遠距離ほど顕著で、豊橋では名古屋へ行く際には金券ショップで買うのが当たり前で、駅で切符を買う人は一見さんかモグリかというレベルです。しかし、このお客さんが名鉄の生命線を支えていると言っても過言じゃありません。そんなお客さんまで切り捨てるつもりでしょうか?名鉄が切り捨てた客はJRに移ることでしょう。岐阜・一宮に続き、豊橋もJRの手に陥落する危険性が高まります。 名鉄は長年、名古屋本線での収益減を競合の無い犬山線や知多半島の利用者に振り替えて、全車指定席特急を平気で走らせて利用者の潜在的不満を鬱積させていた過去があります。この問題が数年前にミュースカイ以外の特急をすべて一部指定席特急に切り替える、名鉄特急の一大革命で是正したばかりなのに、また同じ轍を踏みはしないか、非常に気がかりです。沿線住民の方もきっと心配されていることでしょう。
また、名鉄バスは月間で乗車毎に運賃の2%のポイントがつき、2000円到達時に50ポイント付加、さらに5000円、10000円到達時にそれぞれ100ポイント、150ポイントを付加するとのこと。 驚いたのは、バスカードの廃止。バスの定期券利用者は少なく、バスカードの利用者が多いはず。還元率の大幅なカットが避けられないため、バス離れが進行しそうで非常に心配です。名鉄電車から名鉄バス又は名鉄バス同士の乗り継ぎ割引や昼間割引の扱いはどうなるかも気がかりです。
名鉄の「たまルン」という電子マネーポイントサービスを展開するそうですが、ここまで書きこんでいると、この件については書き込む気力が無くなってしまいました。
何が「たまルン」や!!笑わせるな。
これじゃポイント貯まるわけないだろ!
バカモン!!(怒)
【補足】2010/12/30 一部のポイント計算に誤りがありましたので修正しました。
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「manaca」考1 |
公共交通のICカード化が遅れた名古屋でも、ようやく来年2月11日より名古屋市交通局、名鉄などで「manaca」が使えるようになります。ところが、交通局と名鉄の発表には明らかな明暗が見られました。そこで、現時点での情報を元にその内容を分析してみることにします。今回は名古屋市交通局編です。
現在の「ユリカ」では、2,000円及び3,000円券で10%、5,000円券で12%のプレミアが付いています。 manacaでは、1ヶ月における市バス・地下鉄の利用金額合計によって、プレミアに代わるマイレージポイント率が変動するのが最大の特徴です。 その内容を表でまとめてみました。
大人用 | 小児用 | ポイント還元率 | 2000円以上5,000円未満 | 1,000円以上2500円未満 | 10% | 5,000円以上10,000円未満 | 2,500円以上5,000円未満 | 12% | 10,000円以上15,000円未満 | 5,000円以上7,500円未満 | 12.5% | 15,000円以上 | 7,500円以上 | 13% |
(注意)利用金額合計は1,000円(小児用及び割引用は500円)単位とし、1,000円(小児用及び割引用は500円)未満の端数は切り捨て。
名古屋市交通局の場合、特に地下鉄の定期券は割引率が低いことから、定期券の代わりにユリカを利用している人がいます。このような利用形態(1区特割きっぷを利用しない)の場合、月平均20往復利用したとしても従来の5,000円ユリカの割引率をそのまま引き継ぐことができるので、改悪にはならないとみられます。ただし、ユリカが購入時点でプレミアを保障されていたのに対し、manacaでは基準金額まで利用しないとポイントが承認されないうえ、利用金額の1,000円単位で下3桁は切り捨てという非情な足切りラインがあるので注意が必要です。 また、月毎で利用実績を清算されることから、日が短い2月や盆と年末年始、更には長期休暇のある5月あたりは、この足切りラインで涙をのむ人が出てくるかもしれません。 例えば、1ヶ月の利用金額が4,800円の場合、下3ケタ切り捨てで4,000円でポイント換算されるので、ポイント還元率は10%(400円分)。確実に12%還元(600円分)であった従来に比べ、還元率は2/3にとどまってしまいます。
manacaでは、従来の平日の昼間や土日祭日にプレミア率の高い昼間割引制度も継承されます。 地下鉄のユリカのプレミアとmanacaのポイント還元率は同じですが、市バスではmanacaのポイント還元率がユリカのプレミア(40%)に比べ改悪となりますが、代案としてユリカでは不可とされた乗り継ぎによる昼間割引運賃が適用されるようになるそうです。その内容についても表にまとめてみました。区分 | 大人用 | 小児用 | ポイント還元率 | 市バス | 2,000円以上 | 1,000円以上 | 30% | 地下鉄 | 2,000円以上 | 1,000円以上 | 20% | (注)利用金額合計は1,000円(小児用及び割引用は500円)単位とし、1,000円(小児用及び割引用は500円)未満の端数は通常ポイント率の対象となる利用金額に合算します。また、利用金額合計が2,000円(小児用及び割引用は1,000円)未満の場合も同様。
「manaca」にはマイレージポイントが付きますが、これまで使われてきた「ユリカ」に比べ不利になることがある(名古屋市交通局の場合、名鉄の場合)と考えて良いかと思います。したがって、「ユリカ」などの従来からあるトランパス系カードを使い続けたほうがよいのかもしれません。現に、この情報が発表されてから、金券ショップで品薄状態になる店もあり、既に買い占めに入った人もいるようです。 一応、ユリカ等のトランパス系カードの発売終了(積み増しを含む)は、「manaca」導入前日の来年2月10日ですが、2012年2月29日まで使うことができます。発売が終わってからも、約1年は使えますが、そこまで保管できるほどの保有は個人では難しいかと思います。 交通局のポイント還元は、まだ許容範囲内かと思います。一方、名鉄は極端なまでの大改悪に入ってしまいました。その概要は別項で(続く)。
(参考:名古屋市交通局ホームページ)
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行き過ぎの「と条例」 |
一部で話題になっていた東京都の青少年健全育成条例(通称:と条例)が可決された。過剰な性描写を防止するのが目的とのこと。日本の出版界の9割以上が東京に本社を置いていることから、この条例の施行は事実上のマンガ・アニメへの法的規制となるはずです。 しかし、その線引きは非常に曖昧なんだとか。いわゆる成人向け何かでは露骨な表現があるのは事実であるが、見方によっては全く違う方面からも猥褻との批判が浮上してしまう。例えば、手塚治虫の名作「火の鳥」について、Twitter上で「作品内に近親相姦描写があるので区分されるのか」と指摘されたところ、東京都の某副知事は「ありません」「傑作であれば、条例なんて無いも同然」とコメントしたとのこと。 20年以上前に読んだきりなので記憶が曖昧ですが、その内容は無人の星に駆け落ちした夫婦の話。星に着いて間もなく夫が亡くなるが、代わりに子供が誕生する。しかし、このままでは人類が断絶してしまうことから、人類存亡の為に母となった妻は液体窒素のカプセルに入り、その子や更に孫と交配を繰り返し種の保存を図るが、生まれるのは男の子ばかりというストーリーだったはず。でも、これって火の鳥を登場させるための導入であることがストーリーからわかるかと思う。マンガのテーマからして、猥褻として排除すべき内容ではないのは1度読めばわかるはず。 これを突き進めたら、キリが無くなると思う。国民的アニメ「サザエさん」だって、ワカメちゃんがパンツ見せながら歩く姿は「猥褻」だという批判が出てくるかもしれない。しかし、あれも国民的アニメだから許されるのだろうか。推進する連中が、実はマンガやアニメに対する理解が全く欠落してはいないでしょうか。 こういう規制をかけると、逆に裏にその書籍が流れるだけの様な気がします。規制をかけたい気持ちもわかるが、読者・視聴者これらの情報に対する判断し分類する権利を認めないと、これらの文化にも重大な影響を及ぼすことになるでしょう。 TBSラジオ「Dig」を聴いていたら、Twitter上でコンビニに並ぶ一部の雑誌・マンガにテープで封印がなされている、あのテープは通称「慎太郎テープ」というそうです。初めて知りました。
子どもの露骨な性行為が描かれた漫画などの販売・レンタルを規制する東京都青少年健全育成条例改正案が15日、都議会本会議で賛成多数で可決、成立した。 来年7月までに施行される。 条例改正では、第三者機関「青少年健全育成審議会」から、強姦(ごうかん)など著しく社会規範に反する性行為を「不当に賛美・誇張する」として「不健全図書」と指定された漫画を、成人コーナーへ移すことなどを書店側に義務付ける。 現在、都ではコンビニや書店の一般書棚で売られている漫画を年1400冊前後購入し、このうち特に問題と判断したものについて出版社側に1冊ずつ意見を聞いた上で、青少年健全育成審議会で審議。昨年度はこのうち32冊が「不健全図書」に指定されたが、現行条例では性器を明確に描いていないとの理由で対象にならないものもあるという。 改正条例成立について、出版4団体で構成する「出版倫理協議会」は15日、「極めてあいまいで抽象的な文言が加えられたことにより、漫画・アニメの制作現場には、さらなる混乱と不安が広がっている。この条例改正に今後も断固とした反対の姿勢を貫く」とする声明を発表した。 引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101215-00000634-yom-soci
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