名古屋・広隆堂ブログ
名古屋から発信する、少し偏った情報と管理人の徒然なる平凡な日記。乗り物・旅・名古屋の情報・時事ネタ・テレビ・ラジオを中心にあれこれ思うことを書き綴ります!がんばろう、日本!がんばろう、東北!そして、がんばろう、自分。
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
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1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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謎の「元気」ポスター
 今回は、名古屋でも一部の地域限定・どローカルな話題を。
20110504195819.jpg
 私が暮らす名古屋市昭和区の下町エリアに、こんなポスターがいたるところに貼られています。
「町おこし狙い?」「選挙対策?」「新興宗教?」あらゆる憶測も駆け巡る謎の「元気」ポスター。いったい誰が出したのか。そして、目的は何なのか。
 そして、このポスターには特徴がありました。ある政治家のポスターの上から覆い隠すが如く貼られているのです。始めは3月の名古屋市長選挙や市議選もありましたから、投票用紙への誤記入による投票無効対策かと思っていました。
 
 ところが、4月の愛知県会議員選挙で、この謎が解けました。
DSCN8721_convert_20110504173244.jpg
 昭和区選挙区の候補者ポスターに

「元気」
の文字を発見!

 以前昭和区選出の県議会議員だった人のポスターだったのです。しかし、「元気」は剥がされること無く、投票日当日まで残ってしまいました。案の定、この候補は4人中最下位で落選でした。

 この人を少し調べてみると、数年前に選挙違反(買収)で逮捕されて県議を辞職した元職だそうで、禊が晴れた(=公民権停止が解けた)ことで、復活狙いで出馬したとのことです。ところが、政党からの公認が取れず、無所属で出馬することとなったので、既存のポスターを「元気」で隠す必要が出てきたようです。
 謎のポスターは「カラ元気」のまま、目的を失ってしまったかと思われますが、現在も昭和区の下町に「元気」ポスターは貼られています。
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テーマ:名古屋・愛知 - ジャンル:地域情報

名古屋・栄にブックオフ開店
20110421183437.jpg
 名古屋栄のど真ん中に私の大好きな「ブックオフ」が開店したというので、さっそく見に行ってきました。
  朝9時の開店前行列。平日だというのに既に20名ほどの行列ができていました。港区のカインズモール店の開店の際は千人が行列した伝説もありますので、気合入れてきたのですが少々期待はずれでした。どう見ても、業者さんらしき目線の鋭そうな人多し。イスを用意している人もいて、ホント準備慣れしていますわ。
 ブックオフの栄進出については、今年1月下旬に熱田国1店のアルバイト募集掲示から情報を得ていたのですが、まさか栄のど真ん中にあるスカイルに来るとは思っていませんでした。スカイルといえば、5階に郊外型書店の「あおい書店」があったので、モロに競合するじゃないかと思っていたら、この春であおい書店があっさり撤退してしまい問題解消? まぁ、あおい書店はただデカイだけで内容的には普通の郊外型書店の殻を脱することができていなかった気がします。賃料も高いことから、ちょうど良かったかも。
20110421183435.jpg
 名古屋市内の大型書店事情は、ジュンク堂書店の進出があっても依然「大三省堂書店帝国」状態の名古屋駅エリアに対して、栄エリアの書店事情は混乱が続いていました。星野書店の撤退、マナハウスの閉店、紀伊国屋書店の名駅移転(その後、閉店し名古屋撤退、でも名古屋郊外のエアポートウォーク店は結構気合入っているのでお勧め)、ラシック4階・5階に分裂して中途半端だった旭屋書店の4階統合によるスケールダウン、安泰そうに見える丸善も様々な噂を聞きます。
 紀伊国屋書店無きナディアパークに名古屋駅エリアで中途半端な規模だったジュンク堂書店が進出してくれたのは書店フリークに朗報でした。更に売場増床してくれたのも嬉しかったのですが、同じビルの地下1階と7階に分裂した店舗って移動が非常に不便な構造になってしまいました。BGMも無く立ち読みに絶好の環境で、平日はお客さん少なめなので私は気に入っていますけどね。


 さて、話をスカイルのブックオフに戻します。
 店内はワンフロア独占なので結構広め。肝心の本もカインズに比べてフロア面積も引けを取りません。何と言っても在庫のレベルが全般的に高めでした。


 売場では携帯を打ちまくる人、バーコードを読み込む「せどり」業者さんで溢れていました。私もかつて、せどり(専門は大学の教科書で使用される法律・経済系書物とパソコン・資格試験の参考書でした)で小遣いを稼いでいたことがありますので、彼らの気持ちが分からないでもありません。業者さんの中には書棚だけでは飽き足らず、書棚下の在庫引き出しも平気で開けている人もいました。店によっては禁止している店もありますが、その反面、引き出し内も整頓されていて「せどりさん、いらっしゃい」状態の商売っ気のある店舗もありました。
 柱の下には、業者さんの「戦利品(≒仕入品)」が堆く積み上げられていました。


 ある業者さんの戦利品。一番上にあった書物は、

「新・悪の論理」。

 思わず大爆笑。撮影させて頂きました。
 100円コーナーで仕入れて利ザヤを獲得する「せどり」は、まさに悪の論理です。でも、私は「せどり」を否定しません。ブックオフも「買い物カゴ1杯まで」とか条件を付けていますが、売上に繋がればそれで良いと考えているようです(本の在庫がはけないとブックオフが厳しくなるため)。そもそも、せどりはブックオフがPOS管理し、amazonや楽天ブックスの様にオンライン検索できれば絶滅してしまう(一応、ブックオフにもe-ブックオフっていうのがあるけど、あれWEB上の一店に過ぎず、各店舗店頭の在庫とは連携していない)のですが、費用対効果の論理でできないようなので発生した隙間産業ですから。したがって、相当な数をこなさないと利益も残りません。この時代、経済を活性化しようとする動きがあるだけでも、とりあえず良しと考えたらどうでしょう。

テーマ:東海地域情報(愛知・岐阜・静岡・三重) - ジャンル:地域情報

脇が甘すぎ
 ドラゴンズがお休みなので、ちょっと他球団ネタを。
 20日、甲子園で行われた巨人×阪神の一戦で、7回にブラゼルの飛球を脇谷亮太がお手玉をして落球するも、判定はアウトとなる誤審事故が発生。信じられない誤審に真弓監督も抗議を続けたが、判定が覆ることはなく加点のチャンスを潰された阪神は5-4で敗戦という出来事がありました。

 その当事者、巨人の脇谷が試合後、「捕りましたよ」「テレビの映りが悪いんじゃないですか」などとtwitterに暴言を吐いたことが野球ファンの大きな怒りを買い、脇谷が更新するツイッター(@wakkiii23)が「謝罪せよ」「一生許さん」「テレビのせいにするな」「辞めちまえ」などのキツいコメントで大炎上しています。該当するコメントは削除しているようですが、正直なところ、この対応はプロ失格ですね。どうして沈黙を保たなかったのでしょうか。黙っておけば、審判にだけ批判が集まるだけで終わったというのに。ホント、脇が甘すぎます。プロだからこそ、公私をわきまえないと。翌日の甲子園での大ブーイングは、最近のプロ野球でも異例の規模でした。

 我らがドラゴンズも審判団には嫌われているのか「ジャンパイア」による誤審に度々苦しめられているので、その苦痛は良く分かりますが、お互いそろそろ場外乱闘はほどほどに、なるかなぁ。

 

テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

ドラゴンズだけ…
 鬼門の神宮球場であっさりヤクルトに3タテを食らった我らがドラゴンズ。TVはおろか、ラジオ中継自体も無い(東海ラジオよ、何考えてんだ?別項で特集組みます)ことから、結果だけ聞いて嘆く3日間でした。落合監督の「10連敗」発言がドラゴンファンの間で物議を醸しているようですが、私は逆に監督はまだ冷静な判断力を維持していると安心しました。今の状況でチームが勝てるはずありません。下手したら、2軍と試合しても勝てないぐらいのどん底状態です。いっそのこと、2軍と入れ替えた方が初物相手に相手が手こずってくれていいかも。
 私も監督の意見に同意です。特に在京メディアはドラゴンズが優勢だとプロ野球の危機と言わんばかりに批判するから、チーム戦力格差均等の為「ドラゴンズだけ借金10から開幕」していると勝手に考えています!
 昨シーズンも何度か書きましたが、選手個人を批判するより、苦境にあえぐ選手にろくな指導もできないコーチ陣を攻めるべきです。まぁ、昨年末にあのヘッドコーチや打撃コーチを続投させた段階でこうなることはハッキリしていたわけで、何も今更慌てることでもないのです。むしろ、当然の結果。
 今週末の東京ドーム・巨人戦が関東地区の電力事情の影響で無くなったのは、ドラゴンズとしては幸運でした。大マジで6連敗もあり得ましたからね。ドラゴンズナインは名古屋で練習じゃなくて、早いGWを取って野球を忘れた方がいいかも。ただ、来週の横浜戦(鬼門の浜松1試合含む)・広島戦を経て、再び鬼門・神宮のヤクルト戦に、ナゴドで巨人戦、更に北陸でまたしてもヤクルト戦という最悪の試合スケジュール。そして、甲子園での阪神戦挟んで交流戦です。ヤクルト・巨人相手には1勝2敗がせいぜいでしょう。交流戦は勝率5割がせいぜいですから、6月末まで厳しい展開でしょうね。ただ、その間にあのチームとあのチームが指定席に返り咲くはずなので最下位独走は直に終わり、自動的に上位へ押し出されると勝手に決め打ち。

 中日は21日、神宮球場でヤクルトと対戦し、0‐2と2試合連続の完封負けを喫し、3タテを許した。
 荒木、井端、和田、ブランコ、グスマンの主力5選手が打率1割台に低迷し、チーム打率も・199と、ついに2割を切った。
 「いい薬じゃねぇの。最悪10連敗を想定してたんだ。2勝6敗だろ。2つ勝ちゃ御の字じゃないか」と落合監督は、2年ぶりの借金4にも平然とした様子だった。

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110421-00000042-dal-base

テーマ:中日ドラゴンズ - ジャンル:スポーツ

春の珍事
 今年もプロ野球が始まりました。横浜の開幕ダッシュが目立っていますが、我らがドラゴンズも目立ってきました。今日は鬼門の神宮・ヤクルト戦に敗れ、2004年5月以来の単独最下位になりました。

 twitter情報ですが、ドラゴンズ不動のスタメン最近5試合の成績
1荒木.154 2井端.133 3森野.250 4和田.182 5グスマン.083 6 ブランコ .231 7 大島.182 8 谷繁.500

点が取れるはずがない。

勝てるはずがない。


 グスマンとピッチャーで谷間ができるから、和田か谷繁が決めないと得点できないわけです。しかし、アライバを筆頭に塁に出れないので、もうお手上げです。一昨年、昨年のことを思うと、落合監督は不動のスタメンを5月下旬まで引きづりそうな気がします。昨年だって、オーナーが進言してようやく改めたぐらいなんだから。
 まだ、ペナントレースは始まったばかりです。横浜や阪神に華を持たせてるんですよ。余裕ぶちかましているんですよ。気にしてませんよ。気にしてませんよ、気にしてませんよ…。

 中日が7年ぶりの単独最下位に沈んだ。19日、神宮球場で行われたヤクルト1回戦を2‐4で落とし、2勝4敗1分の勝率・333となり、0・5ゲーム差で最下位だったヤクルトに抜かれた。
 中日が最下位に沈むのは、落合監督1年目の2004年5月11日のヤクルト戦以来7年ぶり。また、中日は開幕から3カード連続で初戦を落とした。

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110419-00000052-dal-base

テーマ:中日ドラゴンズ - ジャンル:スポーツ

さようなら、輪中の渡し船4
tosen.jpg 木曽川・長良川渡船横断計画旅行の第4弾です。2~3回のシリーズのはずが少し長くなりました。あと2回ほどお付き合いください。
 ここまでのあらすじを簡単に書きますと、江戸時代から続いてきた愛知県愛西市と岐阜県海津市にまたがる木曽川と長良川をつなぐ4つの渡船が2011年3月末で廃止になるということを知り、2011年3月19日に最初で最後の渡船で岐阜県へ向かう渡船横断旅行企画を立てたわけです。
 今回は愛知県側から木曽川の日原渡船に乗船し、木曽川と長良川を隔てる中州堤防に到着、長良川の日原渡船に乗船しようとしているところからの続きの話。ところが、今回の渡船横断旅行企画にまさかの急展開が。少し調べてみたら、過去に場末の渡船を舞台にとんでもない出来事があったことが判明、渡船の裏事情を書き込みますので、相当な長文になります。

20110403154853.jpg
 木曽川と長良川を隔てる中州を徒歩で横断すること約10分、岐阜県側へ渡る長良川の日原渡船乗り場に到着しました。愛知県側と異なり渡船場として整備されておらず、船から板を渡してもらい、それの乗って船に出入りする昔ながらの渡し船なんだとか。また、愛知県側に比べ船が小さく、揺れ方もリアルなんだとか。
 しかし、岐阜県側の船は廃止10日前だというのに、運航している気配すらありません。岐阜県側まで船で約5分、約260mしかないのに渡れない。
 よく見ると船は係留されたまま。小屋も海津市の街並みも見えるというのに、これ以上先へ進むことができません。これほど悲しいことはありません。ここは既に岐阜県。あと少しですが、今回の旅はここまで。本当に悔いの残る旅となりました。
こちらの渡船に乗る場合は海津市役所へ2日前までの乗船予約を行うことというルールがあります。「お前、電話予約忘れたんじゃないの?」と言われそうですが、今回の渡船乗車計画に対し、私は海津市役所へ乗車予約を行っております。ところが、その席で海津市役所の杜撰な渡船運営実態を垣間見る出来事がありましたので、その模様をここで報告したいと思います。

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 話は2011年3月17日に遡ります。3月19日15:30に長良川中州から日原渡船乗船を目的に海津市役所建設課へ電話予約しました。その場では担当者不在とのことで折り返してもらうことに。
 1時間ほどして、建設課の「モリヤマ」と名乗る男性職員から電話がありました。その内容をWeb上再現します。
モリヤマ>申し訳ないんですが、渡船には乗船いただけないんですわ。
広隆堂>どうしてですか?
モリヤマ>実は船外機が故障しまして、運航できないんです。
広隆堂>いつからですか?
モリヤマ>「…。(無言)」
広隆堂>海津市の公式サイトには運休の案内はありませんでしたが。
モリヤマ>急だったので、掲載には間に合いませんでした。
広隆堂>渡船の運航再開はいつですか?
モリヤマ>再開の見込みが立たないんですわ。
広隆堂>じゃ、このまま再開させずに廃止にするのですか?
モリヤマ>そういうことになります。既に何組も乗船を断っています。

 海津市役所の対応はそれはそれは酷いものでした。いつから運休しているか、渡船担当者がわからないなんてバカな話がありません。3日前から渡船は運休状態なのにホームページ掲載が間に合わないということは、いかに海津市役所の内部は風通しが悪いことか。海津市役所職員の程度が見えてきます。このまま、おとなしく引き下がれません。何としても裏を取らないといけないと思い、その日の夜に渡船運営の委託者である岐阜県庁にメールで問い合わせてみました。
 翌日夕方に岐阜県県土整備部道路維持課さんからお返事をいただきました。迅速なご対応ありがとうございます。
その内容を一部公開します。

 (日原・森下)両渡船は1艘の船(平成丸)にて運航しておりますが、3月14日に船外機が故障し、現在、修理業者において修理中であることから運休しております。
 船外機というものの性格上、修理の見込みが立ちにくかったこともあり、17日に、お電話をいただいた際には説明が不十分であり、不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
 ホームページにおける周知については、予約制という運航方式を取っていることから行っておりません。
 渡船の再開については、22日(火)の15時に再開する予定となっていますので、ご理解の程よろしくお願いします。


 岐阜県庁も把握していなかったかもと思いつつ、これで分かったこと。

海津市役所は嘘つき確定。

 意図的に渡船乗船拒否をするように内部で裏合わせしていたようです。岐阜県側の長良川渡船2航路は県が海津町(当時)と地元の渡船組合に業務委託を行っていたのですが、2002年に森下渡船組合が解散してからは日原渡船組合(といっても、船頭が1人しかいない実質的に組合もどき)が予約制で両渡船の運航を担ってきましたが、近年は学校の野外学習や観光で訪れる人が乗船するだけ。利用客は70年代には日原、森下両渡船合わせて年間約6500人いたが、2006年度はわずか53人。船の運用上、利用者数は2日前までに予約制になってから利用者が更に激減し、ここ数年は利用者数が年間数十人、ひどい年は数人というという惨状だったそうです。そもそも、地元の方も仕事の傍らで渡船の船頭をしていたとのことで、農繁期には大変だったかと思います。
 「利用者の減少」や「時代の流れ」という理由は、乗り物が廃止される際に用いられる常套文句ですが、この渡船廃止にはもう一つの理由があるようです。
 実は「海津市 渡船」なんてYahoo!で検索していますと、今回尋ねた4つの渡船の特集ページが続くなか、「カラ渡船」「運航実績なし」「渡船委託料返還訴訟」など、物々しい文言が続いてきます。すると、ある裁判に今回廃止となる長良川の2つの渡船が巻き込まれていたのです。

 岐阜県が海津市(旧海津町)に委託している長良川の2渡船は、運行実態が伴わない「カラ」渡船で、委託料支払いは地方自治法違反として、市民団体が梶原拓前知事や海津市など相手取り委託料約2266万円の返還を求めた住民訴訟の判決が31日、岐阜地裁判決であった。筏津順子裁判長(野村高弘裁判長代読)は、原告の訴えをほぼ認め、市と歴代の県大垣土木事務所長の5人、元渡船組合長の二人に対し、総額約1900万円の支払いを命じた。前知事への請求は退けた。
 訴えていたのは「くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク」の10人。
 判決は、利用者は激減し、船頭は常駐していない。常駐が前提の委託契約に違反している」と認定。市が県に提出した業務日誌について、乗客数より自転車の台数が多かったり、片道運行の日があるなど「不自然でずさん」と指摘し、市の委託料受領は不法行為と断定した。県土木事務所長らについても「市の不法行為を見逃した」と批判した。判決は梶原前知事についても「市に損害賠償請求をしなかったのは違法」と認定した。だが、今回の訴訟で住民側が前知事に代わって市に請求したため「県に損害が発生しているとはいえない」と、前知事への請求は棄却した。
 松永清彦海津市長は「判決内容を詳細に検討し、渡船組合などとも協議の上、対応を考えたい」、岐阜県の古田肇知事は「判決内容を精査し、県営渡船の適切な運営に努めたい」とのコメントをそれぞれ出した。 
(毎日新聞岐阜県版2007年6月1日分より)


 市民オンブズマンが1995~99年の間に長良川の渡船における不正経理を突き止め、返還を求める訴訟を行ったのです。どうも、当時の海津町と渡船組合が県から支給されていた渡船の委託手数料をネコババしていたという話。岐阜地裁でも名古屋高裁でも、原告勝訴。最高裁まで争われましたが、最高裁が高裁の判決を支持して控訴を棄却し、市民オンブズマンが勝利しています。これ以降、渡船の委託料は運航実績により支給されるようになったとか。
 しかし、毎年虚偽の公文書(業務日誌や報告書)を作成して県に提出していたのは海津町(当時)の担当者です。渡船組合長も「組合や自治会が委託料を流用したようなことは全くない」と言いますが、問題は公金流用以前に業務実績もないのに虚偽の報告を元に公金を受け取ったことです。公金・当事者意識の薄い人達です。
 裁判は10年に渡り長期に渡り、判決が確定したのが2010年6月。愛知県側の船頭さん曰く2010年12月に廃止の内示が出たとのこと。つまり、海津市側の敗訴が確定した時点から内々に渡船の廃止計画が出たものと見られます。また、愛知県側でも1人乗せるのに1万円の公費がかかっていると指摘があったそうです。
 公共交通であるはずの渡船でこんなズブズブの黒いカネの問題があったとは思いませんでした。乗れなかっただけでも悲しいのに、更にショックでした。岐阜県庁からのメールで「予約制という運航方式の為、ホームページに載せていない」という説明が納得いかなかったのですが、こんな背景を知って逆に納得いきました。岐阜県としても不正経理の温床となっている渡船を一刻も早く切りたかったのです。
 無念の思いで愛知県側へ戻ることにします(続く)。

【追記】
 岐阜県庁からのメールもあり、3月30日に乗船計画を立てましたが、海津市役所の排他的かつ以前の電話対応に怒りを覚えたので乗船を断念しました。ところが、岐阜新聞の報道によれば3月30日には渡船が運航されていたそうです。しかし、海津市役所は意図的に故障のまま廃止させたかったのかもしれません。要は県から委託料をネコババできなくなったから廃止じゃないの?という疑惑が最後まで拭えませんでしたから。

【参考】てらまち・ねっと
最高裁決定で勝訴判決の確定/県営渡船の委託料/カラ渡船事件
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/c7246695e7b8cc07eff5469a2b375d87

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さようなら、輪中の渡し船3
 木曽川・長良川渡船横断旅行の第3弾です。
SSCN8686.jpg
 中州に到着すると、船は愛知県側に戻って行きました。船が戻ってくるまでの20分ほどで中州を散策します。
SSCN8687.jpg
 中州の乗船場から一本の道が延びていました。これが明治以降続いていた塩田の渡しの徒歩連絡路です。街頭はありません。夜は漆黒の闇だったのでしょう。
SSCN8688.jpg
 湿原の様な不思議な光景が中州には展開していました。なんか、バードウォッチングでもしたくなりそうな風景です。船頭さんによると、野鳥観察や中州独特の植物生態を観察するために渡船を利用する人もいたそうです。岐阜県側への渡航が困難になった近年ではこのお客さんがメインだったそうです。
20110407123102.jpg
 5分ほど進みますと、堤防にぶつかります(ピンボケですみません)。さて、木曽川と長良川を分け隔てる中堤防に登ろうかと思ったら右手に、
SSCN8689.jpg
 「木曽川(日原)県営無料渡船 愛知県」という看板のある小屋が建っていました。畳2.5畳程の小さな小屋。どうして、こんなところに造ってしまったのか、よくわかりません。渡船利用者の待合所といっても、渡船場から歩いて5分も離れたところで待合室を用意する理由が良く分かりません。きっと、夜間も運航していた私営航路時代に岐阜県側からの利用者の為に船頭さん達が利用していた番屋を流用させていたのでしょう。愛知県側の番屋に連絡する電話すら無い小屋。風除け程度にはなりそうでしたが、小屋の中は荒れ果てており使用されている様子はありませんでした。
 もし、岐阜県側から来た場合はどうするのでしょうか。岐阜県側では愛知県側の電話(携帯)番号を利用者に伝えて、中州渡船場から携帯電話で呼び出していたそうです。携帯の無い人は中州から手を上げるなどして知らせるという、原始的な風景が繰り広げられていたそうです。
 階段らしきものは見当たらなかったので、堤防を駆け上がります。
20110406024432.jpg
 これが木曽川と長良川を分け隔てる中堤防です。右が木曽川、左が長良川です。ちょうどここが河口から20kmなんだそうです。まっすぐ行くと羽島市方面、手前に戻ると木曽三川公園・千本松原。共に5km以上道なりに歩かねばなりません。このあたり、桜並木になっており、花見の穴場だそうです。
SSCN8690.jpg
 長良川の向こうには海津の街並み。目的地の海津温泉ももうすぐです。それでは、岐阜県側・日原渡船長良川航路乗り場へ向かいます。
SSCN8691.jpg
 中堤防をしばらく上流に向かって歩くと、左手に長良川へ進む一筋の道がありました。これが日原渡船長良川航路乗り場への道です。
20110403154853.jpg
 愛知県側と異なり渡船場設備も無い、本当の昔ながらの渡船場でした。対岸まで船なら5分ほどで行けるのですが、待てど暮らせど船はやって来ませんでした。
 岐阜県側の渡船は、この特集の第1弾でもご紹介しましたが、乗車の2日前までの海津市役所建設課へ電話予約を行うことというルールがあります。実は今回の横断計画に際して当方も予約を行ったのですが、その内容について、どんなやり取りがあったかを別項でお伝えします(続く)。

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自粛は国の為ならず。
20110407232448.jpg 全国的に自粛ムードですが、花見見物の自粛で物議を醸しています。東京では花見自粛を呼びかける立て看板も出ていたそうです。確かに電力事情の問題でライトアップを控えなアカンとか、仮設トイレを被災地に貸しているから台数が足りないという事情は分かる。しかし、それは花見を自粛する要因ではないと思う。節度を持って花見を楽しめばそれでいいのだ。要は無駄な夜間照明を用いる夜桜見物や、ドンチャン騒ぎに代表される程度の低い宴会は自粛としろいうだけのこと。それも理解せずに一斉に花見そのものを自粛するのは、被災地の為にも地元の為にもならない。
 花を見て美しいと思う、日本人の良心を再認識する貴重な場を否定するのは行き過ぎだ。今年も花を咲かせてくれた。その桜に感謝して、春の到来を祝うのが花見じゃないんですか?

 既に自粛が全国を駆け巡り、「他粛」なる言葉まで登場している。東海地方でも今年夏に予定されている、岐阜の花火大会が中日新聞・岐阜新聞共に今年は中止で決まったらしい。花火って、亡くなった方への追悼という意味合いもあるんだけど、復興祈念として打ち上げる判断があっても良かったと思う。明らかに気を遣い過ぎ。
 このままでは、「自粛」という経済的な二次災害が被災地だけでなく全国を苦しめてしまう。
(画像は名古屋・鶴舞公園での夜桜見物。4月3日撮影)


 岩手の酒蔵さんがyoutubeでメッセージを出した件が話題になっています。これは、誤解されている人が多い気がしますが、これは営利目的の商業キャンペーンじゃありません。風評被害も深刻化するなかで被災地経済復興の一環で「東北の酒や食品を買って欲しい」というメッセージと、経済沈滞を助長する全国各地の自粛ムードへの警鐘を鳴らしているだけなのだ。
 栄の三越で購入した、福島県会津の地酒「弥右衛門」(喜多方市・大和川酒造店)で今夜は乾杯。

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