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名古屋・広隆堂ブログ
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
FC2ブログへようこそ!
1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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観光バス転落事故から見えること
20111009075203.jpg
 愛知県瀬戸市で観光バスの転落事故が発生しました。運転士死亡・岐阜県瑞浪市立稲津小学校の児童・教職員合わせて39人重軽傷という大事故となりました。今回は、この件を少し考えます(画像は2011年10月8日中日新聞朝刊岐阜県向け社会面より)。
 観光バスは愛知県長久手町のモリコロパークへ向かう途中に発生。岐阜県瑞浪市稲津は瑞浪市街から山1つ隔てた南側にある地域で、今回の移動工程も、稲津小学校から最短経路で有料道路を使わない県道66号線(多治見恵那線)で土岐市の駄知・下石を通り、多治見市笠原町を縦断して県境を過ぎてすぐの国道248号から瀬戸市八草経由で向かうつもりだったのでしょう。

 私も現場を何度も通ったことがありますが、緩やかなカーブで下り坂で勾配も決して急ではなく、道幅も歩道は無いものの観光バスと普通車ならすれ違い楽々できる広さ。ましてや運転士は勤続20年ということもあり、プロドライバーならスピードの出し過ぎなんて初歩的なミスでカーブを曲がりきれないなんて絶望的なミスを犯すとは到底思えず、速報映像を見る限りブレーキ痕が無かったので、最近の事故で有りがちな低血糖昏睡・てんかん発作などか思いました。検視の結果クモ膜下出血ということが判り、事故を起こす直前に意識を失っていた可能性が高いと見られます。
 児童に死者が出なかっただけ本当に奇跡だと思います。小学1年生ということもあり、PTSD対策として精神的ケアが必要だと思います。一方、今回亡くなった運転士もお気の毒な気がします。バスの運転士業務は、思った以上に激務かつ不規則勤務が多いと聞きます。最近はツアーバスの大事故も相次いでおり、価格競争の激化による弊害が思わぬところにも影響を及ぼしており、本来、乗客の安全と生命を預かる運転士も賃金が上がらない一方で体力的負担は重くなる一方です。
 今回の件では運転士は事故を起こす前の2日間は非番だったそうで、バス会社が点呼の際に異常が無かったというバス会社の証言は正しいと思います。クモ膜下出血を点呼の席で発見できませんからね。呂律が回っていなくても、寝ぼけている程度でスルーされてしまうかもしれません。警察など第3者により、バス会社の労務管理等で捜索して労務管理は正当なのかを調べ上げる必要があります。安易に運転士を責めることはできないかと思います。

 クモ膜下出血という病気は前兆現象があるものの、その発見はMRIなど専門的な検査を受けないとわからないことも多く、前兆現象で激しい頭痛があっても頭痛薬を飲んでその場をしのぎ、倒れて初めて病気を知るというケースが多いそうです。多くの企業の場合、健康診断を受診できますが、受診してもガンや脳疾患を発見できるケースが確率的に低かったりします。
 その根本的原因は、検査費用の高さ、そして検査受診機会の格差です。受けたいけど受けられないという潜在的患者は相当数に及ぶはずです。でも、お客さんの生命を預かる仕事ですから、多少の人件費をかけてでも運転士など、こういう性格の職業に就かれる方には、3ヶ月~半年に1度程度の定期健診実施や日々の厳重な健康管理に十分に配慮して欲しいと思います。そして、価格のために安全を疎かにする企業体質を改めるなり、市場から退出させるなりの規制をかけてほしい。安全もカネ次第というようでは、今後も更に交通機関・交通事業者への信頼は失われかねません。

 今回の事故で、事故直前にバスはガードレールを擦り付けていたというバス乗員の証言もあります。これは運転士が無意識状態のなかでも何とか事故を回避しようと体が反応していたのかもしれません。
 児童の一日も早い回復を祈りつつ、運転士のご冥福をお祈りします。

 愛知県瀬戸市で7日朝、岐阜県瑞浪市立稲津小の1年生らが乗ったバスが市道脇に転落した事故で、愛知県警は同日、検視の結果、死亡した運転手の荻野光康さん(52)=岐阜県中津川市=の死因は内因性のくも膜下出血と発表した。県警は荻野さんが事故直前にくも膜下出血を発症し、意識を失って運転不能になったとみて調べている。事故では教員2人が重傷、教員1人と児童36人全員が軽傷だった。
 県警によると、児童は全員がシートベルトをしていたという。現場にブレーキ痕はなく、乗車していた50代の男性教諭も調べに「急ブレーキや急ハンドルはなく、そのままの速度で転落した」と話しているという。荻野さんには膝の擦り傷以外に目立った外傷はなかった。
 一方、瑞浪市の稲津小学校には7日午後3時50分ごろ、治療を終えた児童のうち15人が保護者らに付き添われて戻ってきた。次女が乗っていたPTA会長、水野靖隆さん(41)は「娘の顔を見て安心した。楽しみにしていた社会見学でこんなことになるとは」と話した。学校は同日夜、体育館で保護者を対象に説明会を開いた。
 バスを運行した北恵那交通は記者会見を開き、天池則之社長が「このような事故を起こし申し訳ない」と謝罪。荻野さんについて「技量があり、乗客への気遣いを忘れない人だった」と述べた。同社によると荻野さんは90年入社のベテラン。7日朝の点呼では健康状態に問題はなく、休日もとれていたという。

引用元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111008-00000001-mai-soci

DSCN0381_convert_20120516225234.jpg
【補足】2012.05.14
 岐阜新聞2012年3月17日朝刊によると、国土交通省中部運輸局による監査により、北恵那交通は安全衛生法で深夜業務に携わる従業員には半年に1回の健康診断を受診させる必要があるにも関わらず、貸切バスの運転手に年1回しか実施していなかったことが明らかになりました。また、昨年8月には市内を運行する路線バスの運転手が立ち寄ったトイレでくも膜下出血を発症して救急搬送されたため、ダイヤ通りにバスを運行できなかった事故もあり、その事故でも中部運輸局は文書警告を行っていたそうです。中部運輸局は道路運送法の違反があったとして、3月16日にバスを運行した北恵那交通に車両3台を計110日間の使用停止とするなどの行政処分を行いました。
 脳疾患というのは簡単に見つかるものではなく、それに起因する事故は偶発的に起こる危険性があるのは事実ですが、それを防ぐために従業員に対する健康管理の徹底は、旅客輸送業においてサービス品質を左右する重要な要素です。今回、地域に根ざした歴史ある事業者がこのような基礎的な従業員管理を怠っていたのは重大な問題です。失った信頼を取り戻せるように、社内管理体制の徹底をして欲しいと思います(画像は2012年3月17日岐阜新聞朝刊より)。
【引用元】岐阜新聞公式サイトより
http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20120317/201203170957_16525.shtml
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