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名古屋・広隆堂ブログ
名古屋から発信する、少し偏った情報と管理人の徒然なる平凡な日記。乗り物・旅・名古屋の情報・時事ネタ・テレビ・ラジオを中心にあれこれ思うことを書き綴ります!がんばろう、日本!がんばろう、東北!そして、がんばろう、自分。
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
FC2ブログへようこそ!
1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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名鉄バス・リバイバル五箇山号
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 乗り物好きを長年やっていますが、狙っていた路線に乗車する機会が無いまま廃止の日を迎え、悔しい思いをしたことは過去に多々あります。その路線の一つが名鉄バスの「五箇山号」です。1966年12月~2000年9月まで運行していた、当時の路線バスとしては国内最長の名古屋~金沢間約250kmを運行していた路線で、名古屋から郡上八幡や白川郷、五箇山を経由し、金沢駅まで約8時間半かけて結んでいました。晩年は東海北陸自動車道経由となりましたが、高速道路が完成するまでは全区間下道で10時間近くかけて走っていたそうで、予約不要であることから白川郷や五箇山を目指す旅行者や地元の方にも重宝されていました。
 その「五箇山号」が10年あまりの眠りから甦ったのが今回のイベントです。バスも赤と白のツートンカラーによる名鉄バスカラーをこのバスの為に復活。2000年の運行終了時のダイヤグラムをできる限り再現し、運賃も当時と同じ片道6,900円に設定。
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 ただ、1つだけ異なるのは、今回の主催は名鉄バスではなく、同じ名鉄グループの名鉄観光サービスが主催している点。バス事業者が運賃を徴収してバス路線を運営するためには免許が必要ですが、五箇山線の事業免許を改めて取得するには手続きが必要なため、これをリバイバル「バスツアー」として行うことで実現させています。
 ちなみに、名古屋~金沢間の高速バス運賃は4,020円。名古屋市内の一部金券ショップでは回数券のバラ売りで2,900円で利用可能になっています。それを思うと6,900円というのは、かなり割高でかつ強気な設定ですが、このツアーがバスファンを中心にした乗り物好きをターゲットにしているので、運転終了時の運賃に忠実に合わせた方がお客さんのハートを掴むのかもしれません(画像は名古屋市内某金券ショップでの高速バス回数券バラ売りの模様)。
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今回は、
名古屋出発日:平成24年5月11日(金)~5月19日(土)
金沢出発日:平成24年5月12日(土)~5月20日(日)
と期間限定運行で、3日前までに予約する必要がありました。

 金沢行きは名古屋を8:40に出発し、ひるがの高原・白川郷・越中五箇山などで休憩しながら、金沢へ17:00頃到着。名古屋行きは金沢を9:40出発し、五箇山・白川郷・ひるがの高原などで休憩しながら、名古屋へ18:00頃到着という行程でしが、名古屋行きに限れば20分程度の早着することが多かったようです。
 前述しましたが、復刻カラーの車両を実際に見て感動しました。名鉄って、ヲタを毛嫌いする傾向が近年特に強いイメージがあったのですが、ここまで気合を入れてくれるとは!!
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 さすがに方向幕車は名鉄バスに残っていなかったようですが、LED方向幕でも「越中五箇山 白川郷 名古屋」なんて方向幕を出されると乗り物好きにはたまらないものになります。手が込んでいます。

 5月19日名古屋出発便では23名の乗客があったという情報がネット上でありました。また、最終日の金沢出発便の乗客は11名でした。やはり、平日の利用は少なく、5月15日の金沢出発便は乗客1名貸切。18日の金沢出発便は乗客ゼロでした。名古屋側・金沢側双方とも営業が芳しくなかったようですが、最終日は名古屋から前泊で金沢入りして、最終便に乗り込む熱心な趣味の同業者さんもいたようです。
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 せっかく復刻した車両。このイベント終了後はどうなるのでしょうか? 元に戻すのは簡単ですが、何かもったいないですね。
 乗り物好きの同業者さんのなかには、ここ10年程で劇的に進んだ名鉄のイメージチェンジに寂しさを感じるという声もあります。確かに名鉄は表面的に随分洗練されてきました。しかし、その背景には徹底的な合理化もあって無味乾燥としてしまった感はあります。古き良き名鉄の伝統カラーを敢えて残すことで、懐かしのレア車両として継続するのも一考かと思います。名古屋中央営業所所属車両ですから、高速バスで利用されるので、各地の乗り物好きの注目されるかも?
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 今回のイベント「五箇山号」は運行終了で再び過去帳に消えてしまうかというと、決してそうではないようです。沿線には地域に根差す路線バスとして複数のバス会社が継承しており、岐阜市を起点に金沢までバス路線がつながっています。厳密には岐阜県の関・美濃から郡上八幡までは高速バス又は長良川鉄道を使いますが、これ以外は路線バスが残っています。今年4月より白鳥交通による郡上八幡~白川郷線も開業し、冬季以外は本格的な路線バス乗り継ぎ旅も可能になりました。
 五箇山号の経路は、国鉄バスの有名路線「名金線」の経路でもあります。五箇山号と名金線。この長大バス路線のDNAを継承するバス旅は時間とお金はかかりますが、私も一度してみたいものです。
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 正直なところ、今回の企画は動員数が非常に寂しい内容でした。しかし、「懐かしのリバイバルシリーズ第1弾!」と銘打っているのですから、名鉄観光さんには懲りずに第2弾を企画して欲しいと熱望します。第2弾は名飯急行線(名古屋~足助~稲武~根羽~飯田)とかどうです?観光地あり、道の駅あり、温泉あり…。寄り道しながら回れば面白いバス旅になると思うけどなぁ。
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 運行最終日の5月20日の模様。17:55到着。復刻カラーの2台目を撮影。「FUSO」のマークのカッコイイこと。
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 「名鉄」の字体も懐かしいですね。
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 バスが到着するとお出迎え組、乗車組双方による合同撮影会スタートです。危険な同業者さんがリバイバル五箇山号の姿をカメラに収めていました。私も含め、この業界の皆さんの服装パターンに法則性があることが良く分かりますね。
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