少しだけ、政治の話をします。 2017年衆議院選挙は、自民党の圧勝、公明党と合わせて2/3の議席を確保する結果に終わりました。 「消費税10%増税」「憲法改正」「戦争法案」「原発再稼働」「森友学園」「加計学園」であれだけ騒ぎながら、今回も野党が分裂する最悪の状況。それが事実上の自民党へのスーパーアシストとなり、自民・公明の与党勢力の前に屈する結果となりました。東京・大阪・愛知など、大都市圏で軒並み選挙区で自民党候補が当選する事態。降って湧いた小池百合子さんの「希望の党」も実際は「絶望の党」だったわけで。立憲民主党が大躍進をしても、共産党が60余りの選挙区で立候補を取り下げても、野党共闘が不十分な状況で自民党を追い込むことはできず、残念な結果となりました。また、若者やいわゆる無党派層の中でも野党に失望し、自民党を選択した事例も相当数あったんじゃないでしょうか? 選挙結果を新聞で見ていましたが、もし野党統一候補にしたら、自民党候補に勝っていたかもしれない選挙区が全国に相当数ありますね。東京都の場合、野党統一候補にしたら半分の選挙区で自民党候補に勝っていたという情報もあります。 やい、野党(怒)! お前ら、主義主張している場合か(怒)! バカモン(怒)! と野党各党には言いたいです。 名前は出しませんが、落選確実となった前議員に喜びながらも、当選した候補者も「どうしてこんな奴が当選するんだ?」という選挙区、各地で見られますね。パンツ泥棒の人や不倫の人など。
 いまだに江戸時代の封建主義「ムラ社会」のまま、超ド級の保守天国、リベラル化外の地である岐阜県は、可児市や高山市の4区で一瞬だけ接戦となりましたが、その他の選挙区は夜8時ちょうどに当確が出る「瞬殺」で、5つの選挙区すべて自民党が勝利という結果に終わりました。 私の暮らす岐阜5区のポスターです。 ・土岐市出身。 ・土岐市在住。 ・妻が土岐市出身。 実は3人とも土岐市と縁のある方ばかりです。しかも、3人とも南部の駄知町に縁があるという。どこまで世間が狭いんだか。東濃の政治家は土岐市を中心に回っているのかな?土岐市はそういう土壌なんですかね? まぁ、野党が分裂した時点で自民党の古屋さん圧勝が確定してしまったので、「しらけモード」全開の選挙でした。仮に野党統一候補で挑んでも、45対55ぐらいの比率で古屋さんの勝利だったことでしょう。ここ2~3期で自民党の役職に限らず、政府の要職や大臣を務めましたから、それで落選じゃシャレにならんでしょ。しかし、各候補の経歴や実績、主義主張などを読んでもなんだかなぁ?ってことばかりで、 ・(あなたの選ぶ平成最大の県関係ニュースは?の質問に)「自身の衆院選初当選」。 ・長く務めた市議の職を息子に世襲。 ・ご当地ナンバー「東美濃」ナンバー推進。 どいつもこいつも何やってんだ(怒)! バカモン(怒)! 正直、投票の宛てが無い、選挙区投票難民状態で投票日を迎えていました。 結果は新聞等で確認してください。驚いたのは、阿知波さん・小関さんの野党候補の得票を合わせてみると、東濃地方でも多治見市と土岐市は古屋さんの得票数の97~98%に到達する驚異的な結果でした。つまり、多治見市と土岐市は比較的野党支持者が多く、リベラルの思想もあるんですね。野党統一候補なら、人口の多い東濃西部では古屋さんに勝てたかもしれません。しかし、あとの3市がどうしようもないからねぇ…。もう、何も言いますまい。
スポンサーサイト
テーマ:政治・地方自治・選挙 - ジャンル:政治・経済
|