名古屋・広隆堂ブログ
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
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1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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名古屋と「ぢ」の関係
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 名古屋の街にふさわしき数字は「8」。じゃあ、名古屋にふさわしい平仮名は何ですか?こんな質問を出されたら、皆さん何と答えますか?私は迷わす答えます。名古屋にふさわしき平仮名は「ぢ」であることを。
 2012年9月30日、名古屋駅前にあるビル「大名古屋ビルヂング」が閉館しました。閉館する数日前から夜間に照明を用いて、名古屋の街に別れを告げておりました。
 大名古屋ビルヂング。名古屋駅前の象徴であり、ダサい名古屋の象徴する屈辱の象徴とも言われ、良くも悪くも名古屋を象徴するビルとして知られました。特に有名なのは、なぜビルディングではなく、ビルングだったのかという話。
 1950年代後半(昭和30年代前半)、当時東京駅周辺のビル管理を手がけていた三菱地所は、かねてから地方進出の機会を伺っていました。1959年(昭和34年)、伊勢湾台風で被災した名古屋を当時の三菱地所社長渡辺武次郎が被災直後に訪れた際、その被害の甚大さから地方進出第一号として名古屋駅前に大型ビルを建設することを決意しました。
 ビルの名称を「大名古屋ビルヂング」となった理由は、伊勢湾台風による被災などの経緯から、渡辺が「大名古屋圏の御用を務めてほしい」との願いを込めたものとされています。ちなみに、岐阜駅前にもかつて「大岐阜ビルヂング」が存在しており(現在は大岐阜ビル)、大名古屋ビルヂングを意識したという説があります。
 「ビルヂング」という表現は、「ディ」の音を「ヂ」と表現する慣習が戦前からあったことに由来します(例:ラジオ→ラヂオ)、特に戦前では普通の表現だったのです。当時の三菱地所も慣習として自社の所有する建物に全国で使っていた表記です。つまり、大名古屋ビルヂングのネーミングセンスは名古屋のセンスではなく、三菱地所側のセンスによるものだったのです。いつの間にか「ビルヂング」と言えば『大名古屋ビルヂング』を指すものと認識されるようになっていました。
 全体の完成は1965年となっていますが、実際は1962年にビルの正面中央部分、1963年にビルの左側部分、1965年にビルの右側部分と、三段階に分けて完成させ、1965年5月に完成記念式典を行っています。
 三菱地所の力の入れ具合を象徴するのが、1階に使われていた大理石の豪華さ。最近完成した超高層ビルでも、大名古屋ビルヂングほどの大理石を使いまくるビルは見かけません。あれを取り壊しの際に再利用できないものかと思います。
 跡地には地上34階、高さ180mの超高層ビルとなる予定で今年中に着工、2015年にオフィスビルに生まれ変わる予定です。

 名古屋は「ぢ」とのつながりの多い街です。子どものスポーツでも「ぢ」は活躍します。子どもの遊び・ゲームとして、現在も小学校を中心に行われる「ドッヂボール」です。「ドッジボールの誤りじゃないのか?」という声が聞こえてきそうですが、名古屋では伝統的に「ドッヂボール」で通じます。なんせ、学校が平気で文書で書いていたのですから。古い世代の方が更に通じます。

 そして、もう一つの「ぢ」はヒサヤ大黒堂の「ぢ」。今も時折新聞で広告を見かけます。かつては全国ネット番組で名古屋の風景を流す時にテレビ塔からの映像を流すのですが、最後の最後に画面の左手に「ぢ」が出てくるのが特徴で、「いかにも名古屋らしい」と感じる他の地域の人、結構多かったそうです。最近は近くに高層ビルが乱立してしまったことや、各テレビ局のお天気カメラの向きもヒサヤ大黒堂の見えるテレビ塔から真南から南西方角に撮影地点を変えた放送局(NHKや中京テレビ)もあり、以前ほど見る機会が無くなってしまいました。
 ヒサヤ大黒堂は今でこそ、大阪・北浜に本社を構える企業ですが、昭和初期までの本社は何と愛知県西尾市にあったそうです。創業は1611年(慶長16年)、三河国幡豆郡西尾(現・愛知県西尾市)に永田久右衛門が創業したとのこと。

 時代が変われど、名古屋と「ぢ」の関係。いかにも名古屋らしいセンスがありますが、これが名古屋らしさ。今後も強固であってほしいと願います。
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テーマ:名古屋・愛知 - ジャンル:地域情報

この記事に対するコメント
ちにてんてん
名古屋で「ぢ」といえば、今は亡き「FM DANVO」の正式社名「名古屋中エフエムラオ放送」を忘れてはいけません。あそこも一時期は結構頑張っていたのにねぇ。結局ポシャってしまったよぉ。ライヴァルの名古屋シティFM(現在のMID-FM)がCheek系なのに対し、こちらはKELLY系と地域情報誌の代理戦争といった様相を呈しておりましたね。

新しい大名古屋ビルヂングの名前はどうなるのでしょうか。
どうせなら新しいビルにもこの名前を踏襲して貰いたい。そして、閉館したあの旧館のロゴを何処かにあしらって欲しいものです。

ヒサヤ大黒堂は今は大阪の企業なんですけど、驚くなかれ創業の地は三河国西尾なんだとか。だから、名古屋にふさわしき平仮名が「ぢ」というのはあながち間違いではありませんな。
これとよく似たもので「てんてん」の無い「ち」の看板を掲げていた「地産グループ」というのもありましたね。ホテルとかゴルフ場やマンションを手掛けていたそうでしたが、バブル崩壊によって経営が悪化して遂には倒産してしまいました(但し、ホテルやゴルフ場は別会社の手に渡って今でも存続しているとか)。
【2012/10/24 22:26】 URL | massan #t2LN9IJ6 [ 編集]

「ぢ」と来れば
「ぢ」と来れば、やっぱり松坂屋東向かいの電光看板を思い出します。
あれ、今でもあるよね。
ヒサヤ大黒堂。

でもブログ記事お読みすると、あらら、三菱の大名古屋ビルヂングからだったんですね。
それからやっとヒサヤさん・・・。
あれは相当印象深い「図形」ですね。

私は、名古屋を表す文字は「な」でしょうか。
名古屋のな。
台地の上に街が出来た、なだらかのな。
【2012/10/25 02:48】 URL | kisomitake #sFB8ICbU [ 編集]

「ぢ」の考察
>massanさん
>今は亡き「FM DANVO」の正式社名「名古屋中エフエムラオ放送」
 ありましたね。途中までは非常に調子良かったのですが、ある日突然コケてしまい、ブラジル系の会社に身売りしてそのまま消えてしまいましたね。ミニFMはCheek・KELLYの代理戦争でもありました。
 名古屋シティFM改め、現在のMID-FM。パッとしませんね。

>「ち」の看板を掲げていた「地産グループ」というのもありましたね。
 ありましたねぇ。マンションに住んでいる同級生もいました。ホテルは何度か利用したことがありましたが、「チサンはヒ@ン」なんて言われる理由が良く分かりましたね。

>kisomitakeさん
>私は、名古屋を表す文字は「な」でしょうか。名古屋のな。
>台地の上に街が出来た、なだらかのな。
 なるほど。もともと、名古屋は人工都市ですからね。そして、これからのスローライフに向けてのなだらかさ。深いですね。
【2012/11/06 12:59】 URL | 広隆堂@管理人 #- [ 編集]


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