名古屋・広隆堂ブログ
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
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1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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明知鉄道沿線公共交通シンポジウム
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 久しぶりに乗り物イベントの報告です。
 6月21日、恵那市明智町の明智文化センターで、恵那市主催による明知鉄道をテーマとしたシンポジウム「まちづくりのカギは『鉄道』にあり」という、公共交通をテーマとしたシンポジウムがありましたので見に行ってきました。
 明知鉄道はJR中央線と接続する恵那駅から明智駅までを結ぶ25.1㎞の第3セクター鉄道。昭和9年に国鉄明知線として開通してから今年で開通 80 周年を迎えることから、リニア中央新幹線の開業に合わせてSLの営業運行を起爆剤に活性化させたいという構想が地元では浮上しているようです。
 地方鉄道の先進例を元に、明知鉄道には何ができるのか。そして、どう活性化させるのか。その方向性に期待を持って会場へ乗り込むことにしました。

 明智駅前には明知鉄道が記念イベントして「明知鉄道まつり」を展開しており、明智駅前では岐阜のローカル鉄道や他の第3セクター鉄道によるグッズ販売やNゲージの展示なども行われておりましたが、明智駅に降り立った観光客はすぐに街中へ行ってしまう始末で、せっかくのイベントも寂しい状況でした。 DSCN9895_convert_20140628200536.jpg

 明知鉄道は実際に使われていた鉄道ヘッドマークなどをオークション方式で販売していました。いったい、いくらで落札されたのでしょうか?気になるところです。
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 会場の明智文化センターには200名ほどの観衆が集まり、新聞やテレビの取材クルーも来るほどの盛況でした。
 午後1時半から始まったシンポジウムは、明知鉄道沿線地域公共交通活性化協議会の活動報告の後、茨城県にある、ひたちなか海浜鉄道吉田社長の基調講演「鉄道がまちを変えた!」。 茨城交通の湊線鉄道事業からの撤退表明から、公募社長への応募。そして、社長就任後に商業関係者・行政・観光施設との連携を深め、地域一体での活性化策は経済効果を生むまでに成長した話。そして、利用者数増加のさなかで東日本大震災震災。被災からの復旧、そして新たな誘客施策など、これまでの経過と現状についてをお話されました。
 吉田社長は「明知鉄道はロケーションが似ているので、鉄道を活性化させる条件がと整っている」と明知鉄道へエールを送り、講演は終了しました。 地域との連携、これは大切です。ただ、観光については少し疑問を感じました。
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 確かに三大都市圏のローカル線ですから、週末の観光客を取り込みやすい地の利はあります。しかし、明知鉄道に致命的なのは、その都市部との交通網において鉄道が最短経路ではなく、利用者を獲得するためには都市部から敢えて「遠回りさせる」テクニックを必要とすることがあることです。
 例えば名古屋から明智まで行く場合、恵那駅から明知鉄道を利用するより途中の瑞浪駅から東濃鉄道のバスを利用した方が所要時間・運賃・運転本数いずれも有利である現実があります。私も今回は明智まで瑞浪からのバスで行きました。この問題は明知鉄道の他にも、いすみ鉄道・信楽高原鉄道など第3セクター鉄道に多い問題でもあります。
 あと、湊線に幸運だったのは首都圏はクルマ保有率が低い事情もあります。クルマが最大のライバルである東海地方では、道路網の整備は公共交通にとっては脅威であったりします。したがって、ひたちなか海浜鉄道で成功しても明知鉄道で成功するとは限らないのです。
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 続いて、パネルディスカッション。コーディネーターは名古屋大学大学院環境学研究科准教授の加藤博和氏。パネリストに吉田社長、若桜鉄道代表取締役社長の原卓也氏、鉄道アーティストの小倉沙耶氏、明知鉄道代表取締役専務の丸山朝夫氏、明知鉄友会の伊藤早智雄氏が順番に明知鉄道について、SLによるローカル鉄道の活性化について、街との共生について語り、コメンテーターの中部運輸局交通企画課長の三島梨加氏、リニアまちづくり明知鉄道沿線住民委員会会長の藤井鉦三氏が沿線地域へのコメントを述べました。
 特に、若桜鉄道の原卓也社長によるSLの復活と現状についての話は、トロッコ車両への体験乗車がいくらで、その撮影を行う目の構内入場料がいくら…と非常に具体的な内容でした。拝金主義みたいでいやらしい話ですが、最終的にはカネです。「鉄道が地域にカネを循環させる起爆剤となるか」が問われるわけです。若桜も明知も沿線地域に産業も人口も希薄な状況で、いかに広範囲から観光客を呼んでお金を落としてもらうか。その先進例として参考になる話でした。
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  SLの街としての先進例として小倉さんから新津(新潟市秋葉区)の紹介もありましたが、明智をSLの街として売り出すのは飛躍し過ぎかなと思いました。そもそも、明智には歴史上SLの機関区や車両工場はなかったのですから、SLの街として盛り上げるには無理があり、それを行うなら交通の要衝として商工業で発達した明智の陸上交通全般をミュージアム化した方が良い気がしました。岐阜県初の電気鉄道である岩村電気軌道や名古屋・瀬戸から国鉄バスが岩村を経て中津川まで走り、県境地域ですから愛知県側へもバス網が伸びていた、このエリアの交通史・近代産業史はネタとして掘り下げる価値があると思います。
 そもそも、明智は30年も前に「日本大正村」を開村させた町おこしのパイオニアでもあります。町全体で盛り上げるためには、SLに偏重しないパワーバランスの管理が必要に感じます。
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 個人的に明知鉄道のSL運行(中津川市のリニア新幹線新駅から恵那駅経由で明智駅を結ぶ構想)については賛成なんです。明智方に機関車を向ければ、恵那→明智と恵那→リニア新駅の2区間について、SLが先頭を向いて走る姿も見られるでしょう。また、既存のグルメ列車もSL列車に移管すれば平日や観光のオフシーズンも利用者が落ち込むことは少ないと思われます。JR東海との調整など壁もありますが、ぜひ実現させてほしいと思っています。
 ただ、SLに傾倒するあまり、高校生や沿線住民の通常利用者にしわ寄せが行くようでは話になりません。静岡県の大井川鉄道はSLに重心を置いた経営を長年続けていましたが、観光客の激減でSLだけで運営費用が賄えなくなってしまい、今年春に普通列車の運転本数を半減させてしまいました。 大井川鉄道のようにならないためにも、沿線地域住民の協力が必要なのです。
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 明智の街を歩いてみましたが、結構渋い建物や雰囲気が残っています。ひたちなかの吉田社長も話していましたが、鉄道を利用させるだけでは人は集まりませんので、駅から更に歩かせることが大切だと思います。
 今回のイベントで気になったのは、明知鉄道についての意見が台本を書いたような一方通行の展開で、初めに結論ありきの予定調和展開で壇上と観覧席との間に壁を感じたことです。今のところ経営は赤字でも存廃議論が無いという幸運もありますが、悠長なことを言っている部分も散見されました。SLに過剰な期待をしてはいないかと心配になったところもありました。
 このイベント自体も行政主体という性質もありますが、明知鉄道の現状を見ても地域と一体化しているかといえば、そうとは言えない部分があり、観客に登壇者の報告やメッセージがきちんと届いているかは疑問で、会場からの意見や感想を聞く機会がまったく無かったことや、明知鉄道との連携で再編してきた地域内の路線バスについて取り上げなかったのは少し残念でした。
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 1時間ほど明智の街を散策して、行きはバスでしたので帰りぐらいは明知鉄道を利用しようと思い、17:17分発の恵那行きに乗車。シンポジウムに出席したと思しき同業者が座席を埋めており、1,380円のフリー切符を持った人が多いようでした。明知鉄道に協力するなら、往復とも正規料金を払ってこそ鉄道ファンといいたいところですが複雑な思いがしました。
 私は明知鉄道に少しでも増収に貢献しようと、JRとの連絡きっぷを購入。やはり、明智から多治見・名古屋方面へはバスで瑞浪まで出る利用者が多いことは、きっぷの傷み具合からもよくわかりました。
 明知鉄道恵那駅のJR乗り換え口ではJR線の乗車券(軟券・自動改札使用不可)も販売しているのですが、そこで購入することもなくそそくさと出口へ向かい、JRの券売機売場で名古屋方面への乗車券を購入する同業者の多いこと。
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 明知鉄道を未来に残すのなら、増収と利用実績を残すことを第一に考えねばなりませんが、最もよく知っているはずである乗り物趣味の同業者にも、その意識があまり浸透していないことを象徴する場面を見て落胆しながら、JR中央線の電車に乗り込みました。

 最後に明知鉄道の列車内にて印象に残る場面に遭遇し撮影した1枚。前方の車窓にかぶりつく少年。こういう経験が後世に鉄道を残すきっかけになるのです。果たして、少年が高校生として通学するまで鉄道を残せるのか、そして次の世代の子供にも明知鉄道を残すにはどうすべきなのか、地域の決断が求められています。

 なお、恵那市では明知鉄道を支援を目的とした「ふるさと納税」も可能なのだそうです。2万円以上寄付すると、特産品のプレゼントもあるようです。明知鉄道を個人的に応援する方法もあるようですね。
【参考】恵那市役所公式サイトより
http://www.city.ena.lg.jp/shisei/administration/finance/furusato/
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この記事に対するコメント
ありがとうございました
お越しいただきありがとうございました。ご指摘の通りおとなしい内容でしたが、メンバーやテーマ設定といった構成上やむを得ないところがありました。あの時間であれだけのメンバーに話をしていただくことにもムリがあり、質疑もなかったため消化不良になったかもしれません。私の力ではこれ以上は仕切れなかったため、ご意見は甘んじて受け止めます。ご承知の通り明知鉄道は厳しい状況が続いており、これからもてこ入れを続けて参りますが、ご支援のほどよろしくお願い申し上げます。
※なお、往復とも正規運賃を窓口で支払いました(笑)。
【2014/06/30 16:27】 URL | Hirokazu Kato #5YxlMezY [ 編集]


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