三重県のショッピングセンターの受水層に“遺体1ヵ月”の記事がありました。この記事をめぐって「なぜ報道が遅れたのか」との声とともに「一方が部数の少ない夕刊にしたのは意図的なのでは」との声がありました。 新聞は以前から一部地域を除き朝夕刊一体(セット)で紙面製作をしています。夕刊掲載はニュースを少しでも早く読者の皆さんへ、との結果なのです。 今年も笑顔で会話できる応答デスクにと思っています。 引用元:『中日新聞」2009年1月6日朝刊、読者投稿欄「応答デスク」
以前、このブログでも取り上げた三重県松阪市の「松阪マーム事件」の件である。 情報を知りながらイオンの隠蔽工作に同調し記事を一定期間掲載しなかったことで、三重県内を中心に批判が殺到した中日新聞は、三重総局長が三重県向けの紙面で事情説明するも、これが逆に火に油を注いだようで今回の記事で事態の収拾を図り自社の本件報道に関する批判の幕引きを狙っているのはミエミエなんだけど、マスコミとして事の本質をぼかそうとしている姿勢が許せないので取り上げる。 まぁ、何と見苦しい言い訳だこと。そもそも、第一報を意図的に掲載見送りにした段階で中日新聞の負けは確定している。夕刊に掲載した件では、事の大きさから三重県向けだけに「一部地域前日夕刊既報」とつけて翌日朝刊に載せれば良かっただけのこと。そもそも、中日新聞は夕刊の購読率が低いのだから。やるべきことをやらなかったくせに、正当性を主張する資格は無い。大人しく謝罪しようよ。 既成事実がある限り、証拠の前に言い訳は無力なのである。
この事件ですごく詳しくまとまったサイトを見つけたので紹介する。からくりが良くわかるよ。
イオン系SC松阪マーム受水槽事件騒動まとめ http://www.saira.jp/society/SOCIE20081202001.php 『建築設備フォーラム』((株)環境システムデザイン研究所) http://www.setsubi-forum.jp/melmaga/bn377_081214.html
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