名古屋・広隆堂ブログ
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
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1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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明知鉄道DMV実験走行1
 3月22日、3連休最終日に岐阜県の明知鉄道へ行ってきました。JR北海道から借りてきたDMV車両の社会実験を見学するのが目的です。これからしばらくの間、明知鉄道とDMVそして沿線地域について、恒例(?)の少し長めのシリーズでお届けします。
 デュアル・モード・ビークル(Dual Mode Vehicle , DMV)とは、ゴムタイヤと金属車輪の両方を備えており列車が走るための軌道と自動車が走るための道路の双方を走ることが可能な車両のことで、その器用さからローカル線の振興策として期待されている乗り物です。
 10時過ぎの電車で名古屋を出発、快速に揺られて恵那駅に11:34着。ここで明知鉄道11:37発の明智行に乗り換えます。
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 乗り換え時間がたった3分。明らかな同業者も複数名確認。一斉に改札口へ走り出します。知らない人は一旦改札を出るのですが、この駅には一応連絡改札がありますので、事情を知っている人は連絡改札へ先回りします。ただ、明知鉄道の改札氏は一人だけなので、JRからの乗り換え客が私を含め軒並みフリー切符(¥1,000)を購入するため行列に。列車が待ってくれました(というより、恵那駅の係員が発車合図をしないと出発できないらしい)。2分ほど遅れての出発です。
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 列車は単行(1両)でも、立客が数名出る程度。せっかくのイベントだというのに、利用者が少ないイメージを持ちました。
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 野志駅(恵那市明智町)明知鉄道はまさに象のように「ノシノシ」と進みます。

 恵那を出発するといきなりの山越えです。明知鉄道は木曽川(阿木川)・土岐川(小里川)・矢作川(明智川)と3つの水系をまたいでいるので、山越えの連続。列車も「ノシノシ」とゆっくりと坂を登っていく感覚です。飯羽間駅の手前まで、スピードメーターも最高速度は40㎞までしか上がりません。
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 恵那から2つ目の駅、飯沼駅は1991(H3)年10月に開業した駅。日本一の急勾配上にある駅として知られます。
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 急勾配、しかも33‰(パーミル・1キロで33メートルの高低差)といってもピンと来ないのですが、ホームのわずかな距離でこれだけ高さが違う(画像・黄色に塗られた待合室の基礎部分)のを見るとわかるかと思います。
 鉄道営業法(明治33年制定)という古い法律に基づく「普通鉄道構造規則」(昭和62年)という決まりでは、
列車の停止区域における本線の最急こう配は、千分の五とする」という規定があって、つまり5‰を超えた勾配上に駅を設置する場合は特別認可が必要で、設置の際は中部運輸局の係員立会いの下で停車の実地試験が行われた経緯があります。集落があるのにこの規則のために鉄道が利用できなかった沿線住民を鉄道が救済した例です。「日本一」という称号は、法律制定後の鉄道車両の技術革新による近代化の賜物だったのです。この駅で用いる予定の滑り止めの砂を、「滑らない」合格祈願グッツとして販売したこともあります。
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 そして、最近できたもう1つの名物が飯羽間~岩村間にできた新駅「極楽」駅。かつて近くに極楽寺という寺が存在したことに由来するらしい。近くにスーパー「バロー」が開店したことから、沿線住民の買い物利用を狙って開設されたもので、「バロー」が建設費用の半分に相当する1000万円余りを一部を寄付したことでも知られます。
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バローの寄付といえば、恵那市の中央図書館建設に10億円を寄付したことも有名で、恵那市発祥の企業だけに地元への太っ腹を見せてくれます。恵南地区にはスーパーが少なく、岩村・上矢作の人は恵那市街か明智まで買い物に出かける必要があっただけに、この店舗は地元に大きな存在価値を残しています。
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 また、名前だけでなく恵那駅からの運賃が420円で「死にゼロ(≒死なない)」とゴロも良いとのことで、恵那駅で乗車券を記念に買っていく観光客も多いとのこと。この小さな駅がさまざまな副産物を生み出しています。
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 極楽駅の次が岩村駅。ここで下車します。
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 岩村駅では、2004年3月29日まで腕木式信号機が稼働していました。タブレット交換も見られる貴重な駅でした。
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 2006年4月11日に構内にて腕木式信号機を「産業遺産」として復活させ、駅員の指導の下で見学者が実際に動かせるモニュメントになっています。
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 構内の渡線路。東海地方でも貴重な存在です。安全上の問題とやらで跨線橋を設けて階段の昇降で不便になる駅が多く、運転本数も少ないローカル線にも波及しています。1時間に1本程度の駅に跨線橋は不要であり、バリアを排除しないと公共交通はさらに衰退しそうでなりません。

 さぁ、時代の救世主(?)DMVとご対面です(続く)。
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この記事に対するコメント
地域の足として。
お待ちしておりました(爆)。

明知鉄道。とにかく急勾配の多い路線です。私が以前乗車した時は飯沼・極楽・野志の3駅は開業しておりませんでしたが、これほど坂道ばかりの路線だから旧国鉄時代はもっと大変だったろうなと思いました。因みにその頃は、先日まで大糸線で走っていたキハ52型も活躍していたそうです。
今では、飯沼と野志の両駅がそれぞれ33‰と30‰の勾配上に設けられるなど、色々と変わってきている部分があります。これからも恵那市中心部と恵南地区とを結ぶ鉄道として、頑張って欲しいものです。

>極楽駅とバロー

確かに上矢作地区から明智地区へは行きにくいですから、この駅が開業した事は大きいですよね。運賃が420円というのもまさにGJ!
バローもここまで来たら、明知鉄道の車輌を1両ラッピングトレインにするくらいの事をしてみては、ってそれはやり過ぎか。

>岩村駅の写真

そうそう、跨線橋なんて大袈裟なモノ、ここでは必要無い。唯一心配なのは降雪時だけど、それ程豪雪地帯じゃないから、駅員さんが除雪すれば済むでしょう。
腕木式信号機ですが、今でも使用可能なのはここくらいのものでしょうか。こういう産業遺産、先日広隆堂さんが行かれた糸魚川駅の煉瓦造りの車庫もそうですが、もっと大切にしないといけませんね。日本はその辺りの意識がまだまだ不足していると思います。

続きを楽しみにしております。

【2010/06/12 21:21】 URL | massan #t2LN9IJ6 [ 編集]

Re: 地域の足として。
>massanさん
>今では、飯沼と野志の両駅がそれぞれ33‰と30‰の勾配上に設けられる
 これまで鉄道の恩恵を受けられなかった集落にも駅を設置して、利用者の取りこぼしをなくすという基本に忠実な姿勢。そして、勾配や規制という悪条件の下、「できないからやらない」ではなく「できないならやる」という姿勢。公共交通事業者の鑑です。

>極楽駅とバロー
 要は冬場対策なんです。このエリア雪は降りませんが、冬は-5℃以下になることも珍しくなく、冬場の走行が怖いという声もあるようです。公共交通の観点からも道路事情からも商売上でも、マイナス要素の少ないポイントの高い出店だと思います。

 明知鉄道DMV実験走行の記事をネットで検索しておりますと、観光資源としての活用を主張されている人が多いのに驚きます。これらの論調はイベントでの様子でしか物を考えておらず、沿線地域や明知鉄道の経緯を理解しておらず、手っ取り早く言うと「薄っぺらい」んです。
 今後はその背景も紹介しながら、不安定な観光客なんぞをあてにしない地域主導による現実的な明知鉄道活性化の話をしていきたいと思っています。
【2010/06/14 14:43】 URL | 広隆堂@管理人 #- [ 編集]


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