名古屋・広隆堂ブログ
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
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1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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さようなら、輪中の渡し船4
tosen.jpg 木曽川・長良川渡船横断計画旅行の第4弾です。2~3回のシリーズのはずが少し長くなりました。あと2回ほどお付き合いください。
 ここまでのあらすじを簡単に書きますと、江戸時代から続いてきた愛知県愛西市と岐阜県海津市にまたがる木曽川と長良川をつなぐ4つの渡船が2011年3月末で廃止になるということを知り、2011年3月19日に最初で最後の渡船で岐阜県へ向かう渡船横断旅行企画を立てたわけです。
 今回は愛知県側から木曽川の日原渡船に乗船し、木曽川と長良川を隔てる中州堤防に到着、長良川の日原渡船に乗船しようとしているところからの続きの話。ところが、今回の渡船横断旅行企画にまさかの急展開が。少し調べてみたら、過去に場末の渡船を舞台にとんでもない出来事があったことが判明、渡船の裏事情を書き込みますので、相当な長文になります。

20110403154853.jpg
 木曽川と長良川を隔てる中州を徒歩で横断すること約10分、岐阜県側へ渡る長良川の日原渡船乗り場に到着しました。愛知県側と異なり渡船場として整備されておらず、船から板を渡してもらい、それの乗って船に出入りする昔ながらの渡し船なんだとか。また、愛知県側に比べ船が小さく、揺れ方もリアルなんだとか。
 しかし、岐阜県側の船は廃止10日前だというのに、運航している気配すらありません。岐阜県側まで船で約5分、約260mしかないのに渡れない。
 よく見ると船は係留されたまま。小屋も海津市の街並みも見えるというのに、これ以上先へ進むことができません。これほど悲しいことはありません。ここは既に岐阜県。あと少しですが、今回の旅はここまで。本当に悔いの残る旅となりました。
こちらの渡船に乗る場合は海津市役所へ2日前までの乗船予約を行うことというルールがあります。「お前、電話予約忘れたんじゃないの?」と言われそうですが、今回の渡船乗車計画に対し、私は海津市役所へ乗車予約を行っております。ところが、その席で海津市役所の杜撰な渡船運営実態を垣間見る出来事がありましたので、その模様をここで報告したいと思います。

20110406024418.jpg
 話は2011年3月17日に遡ります。3月19日15:30に長良川中州から日原渡船乗船を目的に海津市役所建設課へ電話予約しました。その場では担当者不在とのことで折り返してもらうことに。
 1時間ほどして、建設課の「モリヤマ」と名乗る男性職員から電話がありました。その内容をWeb上再現します。
モリヤマ>申し訳ないんですが、渡船には乗船いただけないんですわ。
広隆堂>どうしてですか?
モリヤマ>実は船外機が故障しまして、運航できないんです。
広隆堂>いつからですか?
モリヤマ>「…。(無言)」
広隆堂>海津市の公式サイトには運休の案内はありませんでしたが。
モリヤマ>急だったので、掲載には間に合いませんでした。
広隆堂>渡船の運航再開はいつですか?
モリヤマ>再開の見込みが立たないんですわ。
広隆堂>じゃ、このまま再開させずに廃止にするのですか?
モリヤマ>そういうことになります。既に何組も乗船を断っています。

 海津市役所の対応はそれはそれは酷いものでした。いつから運休しているか、渡船担当者がわからないなんてバカな話がありません。3日前から渡船は運休状態なのにホームページ掲載が間に合わないということは、いかに海津市役所の内部は風通しが悪いことか。海津市役所職員の程度が見えてきます。このまま、おとなしく引き下がれません。何としても裏を取らないといけないと思い、その日の夜に渡船運営の委託者である岐阜県庁にメールで問い合わせてみました。
 翌日夕方に岐阜県県土整備部道路維持課さんからお返事をいただきました。迅速なご対応ありがとうございます。
その内容を一部公開します。

 (日原・森下)両渡船は1艘の船(平成丸)にて運航しておりますが、3月14日に船外機が故障し、現在、修理業者において修理中であることから運休しております。
 船外機というものの性格上、修理の見込みが立ちにくかったこともあり、17日に、お電話をいただいた際には説明が不十分であり、不快な思いをさせてしまい申し訳ございませんでした。
 ホームページにおける周知については、予約制という運航方式を取っていることから行っておりません。
 渡船の再開については、22日(火)の15時に再開する予定となっていますので、ご理解の程よろしくお願いします。


 岐阜県庁も把握していなかったかもと思いつつ、これで分かったこと。

海津市役所は嘘つき確定。

 意図的に渡船乗船拒否をするように内部で裏合わせしていたようです。岐阜県側の長良川渡船2航路は県が海津町(当時)と地元の渡船組合に業務委託を行っていたのですが、2002年に森下渡船組合が解散してからは日原渡船組合(といっても、船頭が1人しかいない実質的に組合もどき)が予約制で両渡船の運航を担ってきましたが、近年は学校の野外学習や観光で訪れる人が乗船するだけ。利用客は70年代には日原、森下両渡船合わせて年間約6500人いたが、2006年度はわずか53人。船の運用上、利用者数は2日前までに予約制になってから利用者が更に激減し、ここ数年は利用者数が年間数十人、ひどい年は数人というという惨状だったそうです。そもそも、地元の方も仕事の傍らで渡船の船頭をしていたとのことで、農繁期には大変だったかと思います。
 「利用者の減少」や「時代の流れ」という理由は、乗り物が廃止される際に用いられる常套文句ですが、この渡船廃止にはもう一つの理由があるようです。
 実は「海津市 渡船」なんてYahoo!で検索していますと、今回尋ねた4つの渡船の特集ページが続くなか、「カラ渡船」「運航実績なし」「渡船委託料返還訴訟」など、物々しい文言が続いてきます。すると、ある裁判に今回廃止となる長良川の2つの渡船が巻き込まれていたのです。

 岐阜県が海津市(旧海津町)に委託している長良川の2渡船は、運行実態が伴わない「カラ」渡船で、委託料支払いは地方自治法違反として、市民団体が梶原拓前知事や海津市など相手取り委託料約2266万円の返還を求めた住民訴訟の判決が31日、岐阜地裁判決であった。筏津順子裁判長(野村高弘裁判長代読)は、原告の訴えをほぼ認め、市と歴代の県大垣土木事務所長の5人、元渡船組合長の二人に対し、総額約1900万円の支払いを命じた。前知事への請求は退けた。
 訴えていたのは「くらし・しぜん・いのち岐阜県民ネットワーク」の10人。
 判決は、利用者は激減し、船頭は常駐していない。常駐が前提の委託契約に違反している」と認定。市が県に提出した業務日誌について、乗客数より自転車の台数が多かったり、片道運行の日があるなど「不自然でずさん」と指摘し、市の委託料受領は不法行為と断定した。県土木事務所長らについても「市の不法行為を見逃した」と批判した。判決は梶原前知事についても「市に損害賠償請求をしなかったのは違法」と認定した。だが、今回の訴訟で住民側が前知事に代わって市に請求したため「県に損害が発生しているとはいえない」と、前知事への請求は棄却した。
 松永清彦海津市長は「判決内容を詳細に検討し、渡船組合などとも協議の上、対応を考えたい」、岐阜県の古田肇知事は「判決内容を精査し、県営渡船の適切な運営に努めたい」とのコメントをそれぞれ出した。 
(毎日新聞岐阜県版2007年6月1日分より)


 市民オンブズマンが1995~99年の間に長良川の渡船における不正経理を突き止め、返還を求める訴訟を行ったのです。どうも、当時の海津町と渡船組合が県から支給されていた渡船の委託手数料をネコババしていたという話。岐阜地裁でも名古屋高裁でも、原告勝訴。最高裁まで争われましたが、最高裁が高裁の判決を支持して控訴を棄却し、市民オンブズマンが勝利しています。これ以降、渡船の委託料は運航実績により支給されるようになったとか。
 しかし、毎年虚偽の公文書(業務日誌や報告書)を作成して県に提出していたのは海津町(当時)の担当者です。渡船組合長も「組合や自治会が委託料を流用したようなことは全くない」と言いますが、問題は公金流用以前に業務実績もないのに虚偽の報告を元に公金を受け取ったことです。公金・当事者意識の薄い人達です。
 裁判は10年に渡り長期に渡り、判決が確定したのが2010年6月。愛知県側の船頭さん曰く2010年12月に廃止の内示が出たとのこと。つまり、海津市側の敗訴が確定した時点から内々に渡船の廃止計画が出たものと見られます。また、愛知県側でも1人乗せるのに1万円の公費がかかっていると指摘があったそうです。
 公共交通であるはずの渡船でこんなズブズブの黒いカネの問題があったとは思いませんでした。乗れなかっただけでも悲しいのに、更にショックでした。岐阜県庁からのメールで「予約制という運航方式の為、ホームページに載せていない」という説明が納得いかなかったのですが、こんな背景を知って逆に納得いきました。岐阜県としても不正経理の温床となっている渡船を一刻も早く切りたかったのです。
 無念の思いで愛知県側へ戻ることにします(続く)。

【追記】
 岐阜県庁からのメールもあり、3月30日に乗船計画を立てましたが、海津市役所の排他的かつ以前の電話対応に怒りを覚えたので乗船を断念しました。ところが、岐阜新聞の報道によれば3月30日には渡船が運航されていたそうです。しかし、海津市役所は意図的に故障のまま廃止させたかったのかもしれません。要は県から委託料をネコババできなくなったから廃止じゃないの?という疑惑が最後まで拭えませんでしたから。

【参考】てらまち・ねっと
最高裁決定で勝訴判決の確定/県営渡船の委託料/カラ渡船事件
http://blog.goo.ne.jp/teramachi-t/e/c7246695e7b8cc07eff5469a2b375d87
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