名古屋・広隆堂ブログ
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広隆堂(こうりゅうどう)

Author:広隆堂(こうりゅうどう)
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1976年10月26日名古屋市千種区生まれ。小学校卒業まで名古屋で暮らし、中学・高校時代を岐阜の山奥で過ごす。都会へあこがれ、大学卒業後、名古屋へ舞い戻る。乗り物と旅行、そして中日ドラゴンズを心から愛する。
 子どもの頃からモノ集めに凝っていたが、最近はポイント集めに凝っており、特に航空会社(ANA・JAL)のマイル集めに熱中している。
 人と同じ事をするのが苦手。協調性が無いせいもあって集団で浮きやすい。できないことを無理にするのは疲れるので、典型的なオレ流・ワンマンだとよく言われながら、迷惑をかけないように好き勝手にやっています。
【「広隆堂」の由来】
 「こうりゅうどう」と読んでください。名前は本名の姓名から一字ずつ頂き、人が集う意味のある字「堂」を加えたものです。コミュニケーションの場として活性化されることを願って名付けました。古臭い名前ですが、本人はかなり真剣に考えて付けました。

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名古屋市支所図書館民間委託へ
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 既に各地で行われている図書館の民間委託(指定管理者制度の導入)を名古屋市でもようやく始めようとしています。ところが、名古屋の図書館行政はまたしてもおかしな方向に向かいつつあるので少し取り上げたいと思います。
 名古屋市は昭和区の鶴舞中央図書館を中心に、中区を除く各区と支所のある6地域に合計21の図書館を設置しています。そのうち、北・港・名東の各図書館で既に窓口業務だけを民間に委託し年間900万円のコスト削減していることから、これを支所管内の図書館6館を指定管理化することで人件費などを1館あたり500万円程度のコスト削減を見込んでいるとのこと。支所管内の6館(楠、山田、富田、南陽、志段味、徳重)のうち、平成24年度に3館(志段味・富田・南陽)、25年度に3館(楠・山田・徳重)を民間委託(指定管理者制度の導入)する方針です。
(画像は中日新聞2011年5月22日朝刊より)

 図書館の民間委託する最大の目的は人件費の削減です。既にどこの公共図書館でも正規職員の割合を少なくして、嘱託や臨時職員(アルバイト)を増やすことで経費を下げていく手法を行っていますが、行政の財政不安が深刻になっているため、この嘱託や臨時職員の業務分掌範囲を雇用を含めて民間に委託するというのが今回の民間委託です。しかし、すべてを委託するわけではなく、レファレンスや選書、図書館スタッフのマネジメントなど図書館機能の中核は利益追求が出来ないので公務員の一般職員が担う業務として継続し、民間委託された社員(派遣社員等含む)は窓口業務など一般実務を行という具合で民間職員と公務員の職員とで業務の色分けを行っています。東海地方でも三重県桑名市をきっかけに、常滑市・高山市・松阪市・伊勢市など民間委託の波は広がりを見せています。
 私、自称「図書館探検家」で図書館探訪貴のサイトも運営している関係で、民間委託された公共図書館をいくつか見学に行ったことがあります。その他の印象をで述べますと、良い点は

「民間委託された公共図書館の窓口応対は総じて親切」であること。

 利用者に対するサービスについては接客業のような対応をして下さいます。特に入館者への挨拶の徹底振りはすごいです。
 一方、気になる点は

「利用者より委託者(自治体)の方に神経を遣っている」印象を持つ点です。

 委託者の目(評価)が常に気になるのでしょうが、委託者のルールを厳格に守る傾向にあります。したがって、窓口氏の裁量に委ねられる利用者からのイレギュラーなリクエストについては頑なに拒否反応を示し、利用者サービスについては民間委託前より逆に厳格化され「融通の利かない」図書館になってしまったケースも珍しくありません。
 また、民間委託になったとはいえ、サービスなどの規定は公務員時代のままなので、民間委託となった場合でも開館時間の延長や休館日の変更、貸出冊数の規制緩和などは決裁権を公務員が握っているので期待できません。

 図書館の民間委託については、民間業者・一般職員双方に問題があります。それぞれの立場から見てみましょう。
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 まずは一般職員について。
 5月29日、名古屋市立図書館の一般職員である司書が集まって、名古屋市立図書館の民間委託導入に反対する集会を名古屋市内で開いたそうです。司書からは、
・「(地域の)学校との関係が絶たれ、子供の読書関係に影響する。ボランティアの活動の場を奪う。」
・「地域の特性を生かした図書収集やテーマ企画を蓄積の無い民間業者にはできない」

という意見が飛び出したとのこと。(画像は中日新聞2011年5月30日朝刊市民版より)
 しかし、この主張には異論・反論があります。
 まず、前者について。地域の学校との連携は職員同士でしか成立しないという考え方は、あまりにも閉鎖的な論理です。同じ教育委員会傘下だから連携ができるというのは、単なる癒着です。民間に委ねると機密情報が流出すると考えているのは、公務員に蔓延る優性主義による驕りに過ぎません。現に個人情報をこれまで流出させる失態を犯していたのは公務員が圧倒的に多いじゃないですか。
 後者にもツッコミどころ満載です。名古屋市図書館で「地域の特性を生かした図書収集」のできている図書館ってあるのでしょうか?私が見る限り、唸ることのできるレベルに達している図書館は港・中川・東ぐらいでしょうか。また、今回民間委託対象となっている支所管内の図書館の郷土資料収集は惨憺たる様で、山田・志段味・徳重の各館は地域に関係する図書がほとんど無い(10冊程度)じゃないですか。地域に関係する図書が無いなら、一点豪華主義的なテーマを設定するぐらいの発想があっても良いのですが、それを行ったのは南陽図書館ぐらいじゃないですか。
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 次に民間委託による図書館員雇用問題についてです。公共図書館は図書館法によって「無料の原則」が定められており、営利事業を行うことができません。公共サービスでも利用者負担の原則というものがあります。代表的なのはプールやスポーツセンターなどです。しかし、図書館にはこの原則が適用されません。したがって、民間企業が管理運営を受託した場合、利益を上げるためには人件費を削減するしか方法にはありません。大学図書館に派遣する人材派遣会社の様に時給1200円程度(名古屋地区の場合)で司書資格者を雇い入れることもできません(実態として、公共図書館の非正規職員は時給800~850円程度)ので、人の能力によって左右されるのが図書館業務に削った安い給料で優秀な人材が簡単に集まるか、そして定着してくれるかが重大な問題となります。更に受託してから人材を求人誌で募集して対応するという例もあります。スキルは時間をかければ向上するはずですが、それまでの間は住民への一時的なサービスが低下してしまうことにもなりかねません。民間委託して事業費が下げるという図書館の本来の事業目的を果たす前に、利用者を不安に陥れるようでは本末転倒です。また、そこで働く人も期限付き雇用ではモチベーションを上げることはできないと思います。
 そして、最大の課題は委託契約の期間です。民間会社への委託は単年度契約。委託業者が変われば図書館の職員も総入れ替えとなり、図書館のDNA(伝統・カラー)を継承できない危険性もあります。
 既に市議会で慎重な意見が飛び出したのはいい傾向であると思います。
(画像は中日新聞2011年5月31日朝刊市民版より)

 いろいろ描きました。ここからは私の意見を書きます。私はこの件に関して、名古屋市の方針は拙速であると考えます。「先にやれることがあるやろ!」が正直な気持ちです。ただ、民間委託は時代の流れでもあるので、将来的には全館で導入していかねばならない課題だと思います。そこで、段階的な改善を行ったうえで民間委託への足がかりとしてほしいのです。その具体的内容は以下の通りです。

1.民間委託は支所館ではなく、分館で。
 支所館の蔵書数は3~6万冊と少なく、郡部の図書館にも劣る内容です。これでできるレファレンスは限られていますし、管内で可能なレファレンス機能も限度があります。いったい、1日に何件レファレンスがあるのか、半ば程度問題です。やるならもう少し大きい分館(鶴舞及び支所館以外の図書館)で職員をレファレンス専属、窓口実務は民間と分離すれば、機能が向上するはずです。テストケースとして分館で実績を上げたほうが全市拡大への足がかりとして有効だと思います。
 また、現状の名古屋市図書館職員の窓口業務は貸出返却業務の忙殺されるだけなので、バイト君とさほど変わりません。司書としてのレファレンス業務を依頼できない空気を作ってしまうのは図書館として絶望的な状況であるので、業務分担は緊急課題です。

2.自動貸出機の導入
 現に名古屋市立図書館では本の貸出返却窓口が日常的に混雑しており、図書館員は手続きで精一杯で本来司書が本領を発揮するレファレンスなどできる状況にありません。岐阜市や日進市・桑名市など、近年では自動貸出機を導入し大幅に改善している公共図書館もあります。そもそも、利用者が貸出券を手渡しするのに、もらった職員は入力するや否や、利用者に手渡しせず机に置いて更に引きづるひどい職員が多すぎます。手続きの数が多過ぎるため作業に精一杯なのはわかりますが、こういう職員に利用者サービスなんて意識は毛頭ないのでしょう。名古屋市は利用者の多さを混雑の理由にする酷いケースもあるので、利用者の精神衛生上にも自動貸出機の導入は有効です。

3.やれるところまではやれ!
 正直なところ、名古屋市立図書館の利用者サービスレベルは低いです。ただ、鶴舞中央図書館の2階を中心に優秀な司書職員さんがいるのも存じています。理想を追いかけるのもいいですが、もう少し現実を見てほしい。とても現状がベストとは思えない。

 名古屋市の河村市長は自動車図書館を前市長の方針をそのまま踏襲し、廃止に追い込もうとして市民の大反対から撤回したこともありました。どうも、河村市政はパフォーマンス性の薄い文化事業は「無駄」という烙印を押しつぶしてしまう傾向があります。「文化不毛都市」の図書館行政は暴走が止まりません。
 実は、名古屋市の図書館設置計画は昭和39年の決定をいまだに踏襲する、時代の流れを完全に無視した行政を継続しており、図書館が遠くて利用できない地域が名古屋市内の拠点地域にも存在しています。そのひどい実情報告は、また別項で。

名古屋市、支所図書館を民間委託 来年度導入方針
 名古屋市は、一部の市立図書館の運営を民間事業者に委ねる指定管理者制度の導入に向け、6月議会に条例案を提出する方針を固めた。対象は支所図書館6館で、サービス向上と経費削減をうたう。2012年度の導入を目指すが、人員整理の対象となる労組からは「図書館に民間委託はそぐわない」と反発の声が出ている。
 楠(北区)、志段味(守山区)、徳重(緑区)、富田(中川区)、南陽(港区)、山田(西区)の6館。各館に事務職員1人と司書3人が配置されており、制度導入に伴う人員整理で、1館あたり年間400万~500万円が削減できるという。
 職員の処遇にかかわることから、市側は4月末、労働組合に方針を伝えた。労組側は「運営主体が数年単位で変わることになり、サービスが受け継がれない」と反発。日本図書館協会も「図書館は収益が見込みにくい公共サービスで、自治体が経費を負担すべき事業」と否定的な見解を示している。
 市は制度導入のメリットを「コスト削減だけでなく、開館時間の延長や有料の宅配などのサービス向上が期待できる」と説明する。政令市では横浜や神戸、仙台など6市で導入。愛知県内でも江南市や蒲郡市などで始まっている。
 2012年度に志段味、富田、南陽の3館、13年度に楠、徳重、山田の3館に導入する計画。鶴舞公園(昭和区)にある中央図書館や、中、昭和を除く14区の図書館(分館)は直営を続ける。

引用元:http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20110522/CK2011052202000091.html

【参考】
世直し先生 鹿島としあきのブログ
http://ameblo.jp/yonaoshisensei/entry-10899227769.html
名古屋市議会議員東郷てつやブログ
http://sky.ap.teacup.com/togotetsuya/1318.html
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